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2010-01-25 笑わせるな!

○GPSのサービス研究をしているのに、携帯電話のGPSのナビサービスすら使ったことがない。

○スマートグリッドの研究をしているのに、自宅の家電製品の消費電力すら計測したことがない。

○ネットワークの研究をしているのに、通信ドライバ一つプログラミングしたことがない。

○OSの研究をしているのに、カーネル再構築すら試みてみたことがない。

○特許権の効力を説明するのに、特許法すら読んだことがない。

◎研究員のくせに、「さよならジュピター」すら読んだことがない。


2013-01-25 初音ミクの解説コラム(中編)を掲載して貰いました

初音ミクの(技術?)解説コラム(中編)を掲載して貰いました。

ボカロPのPさんとは、中華料理(今回の記事御参照)を食べながらのインタビューでした。

Pさんも私も、事前にメールで連絡を取りあって、それぞれの観点から相当勉強・調査等をして、このインタビューの当日を迎えました。

しかし、事前に用意したA3の紙にびっしり書き込んだレジュメを読みながら、インタビューのメモを取りながらの食事は、

―― 味気ない

私はホストですので、仕方ないのですが、多分、ゲストのPさんも、ゆっくり食事ができるような気分ではなかったと思います。

1時間半、休むことなく質問をし続け、私はグッタリしてしまったのですが、それに完全に答えて頂いたPさんも相当に疲れただろうと思います。

なんか、本当に申し訳ないことをしたと思います。

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研究員の性(さが)で、調べ出したらトコトン分からないと納得できないです。

ですから、特許明細書の査読の他に、音声技術に関しては、過去の英語の文献まで遡って調べました。

週末の全部を執筆に充てており、嫁さんからは、「力の配分を間違っている」と叱られています。

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3ページ程度の原稿依頼に対して、24ページで戻すという、今回の暴挙。

そろそろ、文章をコントロールする力も付けないとなぁ、と思っているのですが。

一旦、神が降りてくると、私にはコントロールできなくなるのです。

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あ、それと、今回の「初音ミクコンサート」のイラスト、我が家の長女と次女が総力を結集して描き上げました。

で、「イラストへの評価のコメントは、まだないの?」と寂しそうな目で私に尋ねてきます。

「やらせ」で構いませんので、ツイッターで彼女達を褒め捲ってやってくれませんでしょうか。

リンク→「miku.jpeg」

できましたら、100ツイートくらい。


2014-01-25 長かった、というか ―― 疲れた。

昨日、ようやく

「人工子宮装置」の話がリリースされました。

Yesterday, the story of "Artificial Uterine Machine" was released at last.

構想から実に6ヶ月。

It has taken six month from my original idea.

長かった、というか ―― 疲れた。

I thought it was long. The other word is "tired".

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This story happened to come to me suddenly when I executed a simulation program of the future population in Japan.

■100年後に、ワーストケースで、日本の人口が1/5まで減少する。

The population is going to decrease less than one-fifth after 100 years.

省庁、内閣府公開の資料を読むだけではなく、自分プログラムで出てきた結果というのは、

Not by materials from government agencies, and cabinet office, but the result of the simulation program of mine was

―― そりゃもう、めちゃくちゃに怖い。

Frightening beyond description.

なんか、1/5まで減少するのが、私自身の責任のように思えてくるのですよ。馬鹿げた思い込みなのですけどね。

It sounded as if I were to be blamed for facts of the "one-fifth", thought it was ridiculous illusion.

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「この少子化問題、なんかいい手はないのか?」と色々考えた所で、思い出したのが、この

先輩の文章

I thought out "How to avoid the tragedy" throughout, and I remembered a letter from a senior college.

『これだ! 』と思った私は、今になって思うと、随分精神的に追い込まれていたのだと思います。

I shouted "that is it!" but I was pushed into the problem spiritually.

この先輩の戯言を、真面目な検討フェーズに持ち込む為に、どうしても4回分の連載が必要だったのです。

I have to turn his claptrap into serial story, so I have needed four serialized columns.

その経緯で、

皆さんにアンケートをお願いしたことは、ご存知の通りです。

In the process of the serialization, I asked you questionnaires, you know.

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大変、長い前置きでした。

It is prolegomenous.

昨日、冒頭のコラムと同時に、皆さんから頂いたアンケートの結果とコメントの全文を開示しました。

Yesterday I also opened the above the questionnaires and comments from you.

(1) Results of the questionnaires.

(2) Comments of the the questionnaires.

この場を借りまして、再度、深く感謝申し上げます。

I would like to take this opportunity to thank you in your cooperation and anticipation of your future assistance.

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万が一、

In the case of followings,

「あ、私のコメントがない」

"There is no my comment".

「あのコメントは、公開して欲しくないなぁ」

"I don't want to open my comment"

という方がいらっしゃいましたら、是非、御一報下さい。

don't hesitate to feel free to contact me.


2015-01-25 『権威に対する不信感の育成』

(It is a continuation from yesterday)

江端:「ティーンエイジャが、外国や国内の文豪の本を読むことの最大の目的は、『見栄』だよ、『見栄』。あんな本、面白い訳ないよ」

Ebata: "The main purpose of the reading books of the great writer of domestic and foreign, is vanity. Who think the books are interesting."

長女:「え?」

Daughter: "Excuse me?"

江端:「例えばだ、『ファウストを読んだことある?』と尋ねられた時に、『それ何?』と答えるのと、『メフィストフェレスのセリフの意味、全然読みとれなくて・・・』と答えるの、どっちがかっこいいと思う?」

Ebata: "For example, when you are asked from someone "Have you read Faust?" which do you think cooler "What is it?" or "Yes, but I didn't understand what Mephistopheles wants to say in the book""

長女:「そりゃ、当然・・」

Daughter: "Well, it is obvious"

江端:「だろ? 大切なのは、分からんままに一回だけ読み通すことだ。そして、登場人物の名前を3つ覚えて、人にしゃべれれば十分だ」

Ebata: "You'd say that? The most important action is reading through the book one time, and it is enough to remember the three character's names in the book"

長女:「だったら、何の為に読書するの?」

Daughter: "If it is true, what for the reading?"

江端:「一つ目は、『ティーンエイジャの時の見栄』。2つ目は大人になってからの『興味が出てきた時の為の予習』だよ。まあ、そんなことは、滅多にないだろうけどね」

Ebata: "One is younger's vanity I said, and the second is a preparation for re-reading the book for the adult period. But it is a rare case, I believe"

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実は、3つ目もあったのですが、娘にはこの話はしませんでした。

To tell you the truth, there are three point of the reading for great writer's book.

それは、『あんな本をありがたがる奴は、どうかしている』と決めつけ得る、『権威に対する不信感の育成』です。

It is "upbringing of the distrust of authority", with saying "something is wrong with the person who appreciating such a book".

ですけど、これを話すのは、もうちょっと後でも良いかな、と思いまして。

However, I think I should speak this story to my daughter a little latter.


2016-01-25 ■なぜ、いまだにスマホではなくて、ガラケーを使い続けているのか

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

■家族全員でLINEをやればいいのに、なぜ江端は、わざわざ「江端家メーリングリスト」なんぞを作って、面倒なサーバ運用なんぞをしているのか

- Why do I make and manage "The Ebata's mailing list" as opposed to use LINE by all members of family ?

■アプリなんぞJava-Scriptをサクサクと書いてブラウザで表示すればいいのに、なんでコマンドインターフェースに文字列なんぞを表示しているのか

- Why I make the program of command line interface as opposed to use a Web browser by Java script ?

■なぜ、いまだにスマホではなくて、ガラケーを使い続けているのか

- When I continue to use a domestic cell phone as opposite to use smart phone.

信じられないかもしれませんが、 ―― それが、私にとっては、圧倒的に楽(ラク)で、最高のパフォーマンスを発揮できるからです。

Believe or not, they are the most useful methods and devices for me, and I can e exercise my best performance by them.

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要するに、ですね、

In short,

あなたたちの「常識」や「正論」や「効率」やで、私を追い込まないで欲しいんです。

I hope that you don't run me to ground by your common sense, just argument, and effectiveness.

あなたたちが「正しい」のは、よく分っています。

I know well about you are right.

私も、若い頃、上司が「FORTRANを手放さないこと」が、全く理解できませんでした。

I could not understand that why my boss didn't abandon "FORTRAN" when I was a newcomer.

でも、今は理解できます。

But I can do it.

なぜなら、新しい知識の習得は、苦痛を伴うからです。

Because getting new knowledges are always painful for everyone.

その苦痛を全く感じられないほどの圧倒的なメリットでもない限り、人間は自分が使い慣れた道具を手放すことはできないのです。

Unless there are great merits that overcome the pain, we cannot abandon our useful and favourite tools.

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だから ――

So,

なるべく迷惑かけないように、実験室の片隅で地味にコーディングやっています。

I am programming at the corner of the experimental laboratory in order not to cause trouble for people, if possible.

C/C++で、ちゃんと約束の成果も出します。

I will make a committed fruit by C/C++.

だから、私をそっとしておいて下さい。

So, please leave me alone for a while.


2017-01-25 そこで、ターゲットを絞って「スプレッドシート教育」としてしまってはどうでしょうか。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

プログラミングスキルを有する人間を育てることは、我が国にとって ―― は、どうでもよくて ―― 多分、子どもたちにとっても、「喰いっぱぐれる可能性を小さくする技術の一つ」だとも思うのですよ。

To nurture a child with a programming skill, not for Japan, but for children themselves, I think that it is a technology of "good job for food".

なにしろ、プログラミングは、特殊な道具を必要としない(せいぜいパソコンくらい)、初期投資の小さい、効率のよい仕事である ―― と、思いますから。

Anyway, I think that programming does not require special tools (at least PC), and it is an efficient work because of small initial investment.

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そこで、私、一つ提案があります。

I have one proposal.

「プログラミング教育」という枠組みは、今のままでは、これまでのCAIと同じ道を歩むと思います。

I am afraid that the framework of "programming education" will be on the same path as CAI at this stage.

そこで、ターゲットを絞って「スプレッドシート教育」としてしまってはどうでしょうか。

So, why do not we focus on "spreadsheet education"?

スプレッドシートとは、要するに「エクセル」などの表計算ソフトのことです。

Spreadsheet is, in short, spreadsheet software such as "Excel".

Linuxのディストリビューションに漏れなくついてくるLibre Officeや、Googleスプレッドシートなら、タダで使えます。

You can use "Libre Office" in Linux distributions, and "Google spreadsheet" for free.

そして、初めてスプレッドシートを使った子どもは、驚愕するはずです。

And, for the first time using a spreadsheet, any child should be surprised.

計算結果の数値が、その途中のプロセスも含めて、ディスプレイに現われ、そして、それを、一瞬でグラフにできるのです。

They can see that numerical values including the process, appears on the display and the values can be graphed in a moment.

そして、コラムの数字を1つ変えるだけで、全部のカラムの値が一斉に変化して、グラフの形が瞬時に変化する様子は、

And, just by changing the number in the column, the values of all the columns are also going to be changed at once, and the shape of the graph is also going to be moved instantly.

可愛いキャラクターが出てきて ―― そして、3分もしないうちに飽きてしまう ―― 「プログラミング開発環境」なんぞより、よっぽどエンターテーメント性に長けている、と思う。

This tool is much more entertaining than the "programming development environment", which pretty characters appears and the child gets tired of in less than three minutes.

なにより、スプレッドシートは、「プログラミング不要」という点に、最大の利点があります。

Above all, the spreadsheet has the biggest advantage in that "programming is unnecessary".

なにしろ、カラムに計算式放り込んでおき、必要に応じてコピペを繰り返すだけで足りるのです。

In any case, it is enough to simply put a calculation formula in the column and repeat copy and paste as necessary.

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もちろん、私が必要とするような計算(1億人とか、100年間分とか)は、エクセルでは不十分ですが、日常の計算であれば、エクセルで取り扱えないようなものは、ないと思います。

Of course, I do not think Excel is sufficient for calculations that I need (for 100 million people or 100 years) however, I think there are no subject that Excel can not handle for everyday calculations,

(Above all, I tried simple logical calculation of global warming with Excel)

特に、エクセルは数学や物理の分野にも威力を発揮すると思います。

Especially, I think that Excel will show its power in fields of mathematics and physics.

微分や積分の結果が、実数でも試せることや、そしてパラメータの設定ひとつで、出てくる解の精度が変化することは ―― コンピュータによる計算のリスクを、子どもたちに教えてくれるハズです。

The result of differentiation and integration can be tried even with real numbers, and the accuracy of the outgoing solution also changes with one parameter difference, are going to tell children about the risk of calculating by a computer.

(続く)

(To be continued)


2018-01-25 つまり ―― 金(マネー) です。

世の中には、山のように「◯◯こそが一番大切」とか「◯◯は最強のメソッド」とか「幸せになるには◯◯をすれば良い」とか言う本に溢れています

In the world, there are a lot of books whose title is "xxx is the best method" or "xxx makes you happy"

書籍としては、コンビニの雑誌コーナにテンコ盛りになっています(これについては以前お話したので、今回は割愛)

Especially, many are in the book corner at convenience stores(I have already told this story before)

経済新聞や雑誌のWebサイトで、これらを語っている人の多くは、大体「成功した会社の社長」のインタビューか、コラムです。

Many people who open their head, come to the stage of financial press or business web sites. by contribution or interview.

一方、世の中には、自分のWebサイト(ブログ等)同じようなことを語っている人が、それはもう「いなごの佃煮」のようにワンサカいますが、そのようなブログが取り上げられることは滅多にありません。

On the other hand, a piles of people, like vast swarm of locusts, talk about "how to make me happy" in their web sites (Blog e.t.c.), however such blogs rarely get picked up.

理由は明快。

The reason is clear.

成功の根拠が示されていないからです。

It is because there is no evidence of success.

つまり ―― 金(マネー) です。

That is - money.

「幸せになった」という主張は ―― まあ、本当に幸せになったのだと思いますが ―― その幸せの内容が、個人の価値観に依拠している上に、定量的に述べることができないので、説得力が弱いです。

The claim that "I became happy" is weak, because the contents of that happiness depends on personal values, and is difficult to describe the effect quantitatively, even if the person became happy.

比して、「金」は、これ以上もなく定量的で、かつ、基準として、これほど分かりやすいものはありません。

In comparison, "money" is the most quantitative, there is nothing easy to understand as a standard.

実際のところ「金」が、幸福のKPI(Key Performance Indicator)になるかは不明ですが、不幸のKPIとしては明快です。

Actually It is unknown whether "money" will be KPI (Key Performance Indicator) of happiness, but it is clear as a "unhappy KPI".

「金」が提供するものは、安定した食事、快適な住居、病気になった時の救済手段、など、他人の富を強奪する必要のない環境です。

What "money" provides, stable meals, comfortable dwelling, remedies when sick, etc.. Anyway it is an environment that does not need to rob the wealth of others.

大きい「金」は、無理を通す手段(権力)や、そのインフラ(権力基盤)としても使えますが、これらが、直接、幸福に資するかどうかは、本人の資質にも因ります。

Big "money" can be used as means to pass impossible and, as the power-based infrastructure. However it depends on the person's qualities whether they directly contribute to happiness or not.

(続く)

(To be continued)