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2012-06-05 他人のことなど、どうでも良い [長年日記]

「給食が食べれない子供時代を経て為に、病気になってしまった大人」って、いるのでしょうか。

昔、給食が食べられなかった子供を、先生達は、居残りさせてまで食べさせていました。

醜悪な光景でした。

あれは意味があったんでしょうか。

多分、先生達も「馬鹿くさい」と思っていたと思うのです。

でも、学年指導教官の指示なので従わなせければならず、指導教官は、校長の指示なので従わければならず、

で、校長は戦後世代の「食料のない時代」に育った子供達だった、と。

「食事を残す」ということが、憎悪に近い行為であったといのは想像に難くないのですが、逆の発想はできなかったのでしょうか。

『戦後の、あの地獄のような食料危機を、俺たちは生き残ってきた』

『給食くらい抜いたって、人間は死にやしないぞ』

『わっはっはっは。』

無理か。

無理だろうな。

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私達だって、似たようなものです。

新人が入ってくる度に、

「新人類」

「ゆとり世代」

「くれない君」

だのと、まるでレッテルを張って「新人を苛める」ことが、まるで我々の業務であるかのような振舞い。

そして、我々はというと、

昔は寮が狭かっただの、席が汚かっただの、パソコンが奪いあいだっただの、TSSで計算ジョブを走らせただの、ワークステーションをプロセス過多で落したの、X端末やモザイクがなんだの、イエローケーブルがどうだの、

ああああああ、まったくもって「うるさい!うるさい!うるさい!」。

おめーらが、不幸だった時代を、なんで俺たちに、いちいち教え聞かせるんだ。

それで、なんか、お前らに「救い」でもでもあるんか。鬱陶しい。

―― と、私も思われているのでしょう。

とても残念なことですが。

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給食を食べれない子は、給食を食べれなくて良い。いつか食べれるようになるかもしれないし、ならないかもしれない。

仕事ができない新人は、仕事ができなくて良い。いつか仕事もできるようになるかもしれないし、ならないかもしれない。

我々が劣悪な環境で苦労してきたかもしれない。その苦労は、大変だったかもしれないし、大変でなかったかもしれない。

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「他人のことなど、どうでも良いことだ」

という観念に至るのは、やっぱり難しいことなのでしょうか。


2012-06-06 祭を盛り上げようとしている人達 [長年日記]

東京都知事閣下が、東京オリンピック誘致に無関心な東京都民に腹を立てているようです。

ティーンの時、学園祭等の各種の実行委員長やらをやってきた私には、その気持ち、よーく理解できます。

本当に、イベントのムードを盛り上げる為に、どれだけ苦労したやら。

まあ、学園祭などでは、実施日が近付くとそれまでに気運が盛り上がってくるのですが、実行委員の仕事は、その「準備」にありますので、なるべく早い時期に「乗り」を作り出すことがが大事なのです。

今では、どんなイベントも面倒になって、すっかり主催者となることから、逃げまくっています。

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ただ、逃げまくってはいますが、少なくとも「邪魔をしない」ことには注意しています。

実行委員の人に、「冷や水」をかけるような言動(「意味ない」「面倒くさい 」「どうでもいい」等)はをしないように心掛けています。

そのような「冷や水」は、「祭を盛り上げようとしている人達」の心を抉(えぐ)る残酷な言動なのです。

私は、色々なイベントを企画して来た時、そのことをイヤという程、思い知りました。

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一生懸命の人を揶揄(やゆ)することは、ニヒルでかっこいいように感じるかもしれません。

なんといっても簡単。汗一つかかず、言葉だけ吐いていれば良いのですから。

しかし、吐かれた側は、そのような者を絶対に忘れてない。

私は今でもその屈辱を覚えているし、その憎悪は永久に消えないと思います。

# 名前だって覚えている。チャンスさえあれば報復・・(以下省略)

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東京都知事閣下。

私は、東京オリンピック誘致に「反対」の立場を取る、一都民です。

しかしながら、誘致に対して一生懸命であるあなたに、それなりに敬意を払っています。少なくとも、揶揄するような無礼な態度は取らないつもりです。

今後も。


2012-06-15 記事だけで新聞を判別できるか [長年日記]

記事か見出しだけで、新聞を判別できるだろうか?、という、研究的な興味が湧いてきて、ちょっと書き下してみました。

■読売新聞・・・「ということにすべきである」

基本的には保守で、時々空気を読まない(KY)記事が登場する。

先日、「我が国はプロトニウム最大所有国で、核保有国と同等の軍事脅威を持っている」という社説で、日本中から「それを言っちゃあ、おしまいだろう」と突っ込まれていた。

■朝日新聞・・・「ということに対して、我々はいかに考えていくべきであろうか」

インテリ風の教師が生徒に考えさせる風の「上から目線」記事が、タカビーで「ムカッ」とくる。結論を明確にしない記事(新入社員が最初にやるプレゼンで、要旨不明で上司に怒鳴られるような内容)が多い。

■毎日新聞・・・「という国民の民意を政府は反映すべきだ」

「政府は国民の意見を全て無視して、独断先行している」という内容なら、まず間違いない。平易な文章として記載しているのは、努力しているからと評価したい(記者の知的レベルが低い訳ではないだろう)

■日経新聞・・・「という39%のデータより、株価の水準が・・・」

「数字が真実」であり、「堅調な経済が正義」である、という、一番解りやすい方針を、一番解り難く説明する記事が特徴(数字の意味の理解が難しい)

■産経新聞・・・「というように集団自衛権の行使は・・・」

保守バンザイ。「基本的に政府の方針は間違っていないぞ」の論調なら、まず間違いない。

■赤旗新聞・・・「というような、我々の生活を破壊する消費税は許せない」

基本的に国民が嫌がりそうな事件(増税等)の記事が多いが、その場しのぎで、事件の全体感が見えない。特に桁の多い数値を扱う記事については、絶望的にダメ。電卓やセクセルを扱える記者がいないと見た。

■聖教新聞・・・「創立80周年の大勝利万歳!」

基本的に「恐い」。『大勝利万歳!』が一面トップに出てくると、<北>を彷彿してしまう。もしかしたら「聖教新聞」という名前の、別の雑誌名なのかもしれない。

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その他、前進(中核派機関紙)とか、解放(革マル派機関誌)も調べたのだけど、Googleの画像検索ですら発見できなかった。

# 過激で訳が分からない見出しが印象的だったんだけどなー。

なんとか思い出してみよう。

「階級的闘争を経て、米帝の体制的な行きづまりと日帝侵略戦争の帝国主義打倒粉砕へ全人民的怒りを結集せよ」

うーん、覚えている単語を並べただけだけど、それらしい見出しになりました。

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また、暇を見つけて、調べてみます。


2012-06-28 パソコンは人を見る [長年日記]

パソコンには知能があり、感情があります。

これは30年近く、毎日パソコンを扱ってきた、この私が確信を持って断言します。

パソコンを上手く操作できない人は、例えば、

○必要なアプリを立ち上げれない

○マニュアルや教本通りに操作してもその通りに動かない

○パソコン画面がフリーズして、動かなくなってしまう

などの現象に、日常的に直面しています。

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はっきり申し上げましょう。

これらの現象が起こるのは、あなたが「パソコンに舐められている」からです。

パソコンは『お前なんかに自由に使われてたまるものか』と嘲笑っているのです。

『どうせお前には何もできやしないだろう』と、あなたを馬鹿にしているのです。

なぜ、このようなことを私が断言できるかというと、嫁さんがウンともスンとも言わなくなったアプリケーションの操作を、私が動かすだけで、スムーズに動き出すという現象が、

もはや、偶然とは言える回数を、はるかに超えて(ほぼ100%)発生しているからです。

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私の場合、パソコンが私を舐めるような挙動を示したら、パソコンを絶対に許しません。

○OSの稼働状態、

○タスクの実行パターン、

○それぞれのプロセスの因果関係を徹底的に調べ上げ、

パソコンを内部状態まで丸裸にして、原因の所在をつきとめます。

必要なら、

○ドライバソフトウェアを切り離し、

○常駐タスクを叩き殺し、

○アプケーションを抹消し、

ハードウェアが性能を発揮できなくなったと判断すれば、

○ハードディスクを自動車で踏み潰した後、

○パソコンの廃棄を決定

します。

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パソコンは「人」を見ています。

自分の生殺与奪(せいさつよだつ)の権能を持つ人間には、絶対服従するのです。

そして、パソコンに翻弄される人間は、徹底的にバカにしているのです。

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本日の結論です。

奴の「効果」だけを求めては、奴に舐められます。

奴を理解しいつでも奴を倒せるような凄みを出せるようにして、対峙しましょう。

『悔しかったら闘え』ということです。

# 先ずは、初級の情報処理試験受験あたりでしょうか。