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2020-01-07 『1000円では取り戻すことができない程の酷い目にあった』 [長年日記]

私は、自分が差別をしない人間である ―― などと、自信を持って言うことはできません。

I don't think I'm a non-discriminator.

なぜなら、私、性差区別(男女差別)を行っていると自覚しているケースがあるからです

Because there is a case which I realize that I am doing gender discrimination.

床屋です。

It is a barber.

私は、髪型に無頓着で、床屋とは

I am careless about my hairstyle. So a barber is

『長くなって、うっとうしくなった髪を切り落とす場所』

"a place to cut off long and annoying hair"

という以上のことは、何も期待していません。

I don't expect anything more than that.

ですので、最近の、いわゆる「1000円バーバー」と言われる床屋の存在は重宝しています。

So the recent barber shop called "1000 Yen Barber" is useful for me.

私の期待していることは、とても簡単で、

My expectations are very simple,

「できるだけ短時間で、できるだけ髪の長さを短くて欲しい」

"I want my hair to be as short as possible and as short as possible."

だけです。

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ところが、この1000円バーバーで勤務されている、女性理容師の多くは、私のニーズを汲み取ってくれません。

However, many of the female barbers who work at the 1000-yen barber do not understand my needs.

切り方がチマチマしていて、時間がかかり、細部を気にして、しかも、私の期待している髪の長さに至らない。

She cuts weakly, takes a long time, pays too much attention to detail, and does not reach the hair length I expect.

どんなに、「もっと短く」といっても、バッサリと切り落してくれません。

No matter how "shorter" I ask, she does not cut it off boldly.

そして、どんどん険悪なムードになってきます。

And the mood is getting worse.

ですので、1000円バーバーの列に並んでいるときには、「どうか女性には当たらないように」と願っています。

So, when I am in a row of 1000 yen barber, I hope that "Please don't hit women."

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全てこのような状態になるのか ―― と問われれば、

If you ask if this is the case in all cases,

女性理容師に関しては"100%"。

"100%" for female barbers.

一方、2割くらいの男性理容師にもイライラさせられています。

On the other hand, about 20% of male barbers are also frustrated.

つまるところ、これは、性差区別(男女差別)というよりは、確率の問題とも言えます。

After all, this is more a matter of probability than gender discrimination.

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分かっています。

I know.

これは、私が悪い。

This is my fault.

世の中の多くの人は、理髪店に「かっこ良さ」あるいは「清潔感」を求めて来店します。

Many people in the world come to a barber shop for "coolness" or "cleanliness."

特に、女性の場合は「美しさ」という観点から来店します。

In particular, women come to the barber from the viewpoint of beauty.

(「髪は女の命」などというフレーズがあるくらいですから)。

(Because there is a phrase such as "Hair is a woman's soul").

つまり、「私のニーズ(時間も髪も短いだけで良い)が特別」なのであり、私のような人間は、そもそも、理髪店を使ってはダメなのです。

In other words, "My needs (only time and hair are short) are special", so people like me should not use barber shops.

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もちろん、私は、自力理髪を試みたことがありますが、結果としては、

Of course, I have tried hairdressing on my own, however, as a result, I just said to you,

『1000円では取り戻すことができない程の酷い目にあった』

"It was so bad that I couldn't get it back for 1,000 yen"

とだけ、ご報告しておきます。

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という訳で、現在の私は、

So now I am thinking about a patent application about

「頭を突っ込むだけで、短髪にしてくれる自動理容機」

"Automatic barber that shorts hair just by sticking his head"

の特許出願を検討しています。