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2013-04-11 私が「無料」で公開したプログラムを「販売」するというビジネス

私は、趣味で作ったソフトウェアのいくつかを、ソースコードも含めて、全部公開しています。

一応ライセンスも付与しており、そのライセンスに違反しない使い方であれば、文句は言いません。

私が使っているライセンスは「BSDライセンス」というものです。この辺については、 江端さんのひとりごと「全世界ヌーディスト計画」(文末にリンク)を御参照下さい。

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先日、私の公開しているソフトウェアのソースコードを、そのまま販売しているサイトを見つけました(隣りの国サイトでした)。

私が無料で配布しているソフトウェアを、パッケージにしている訳でも、インストーラを付与している訳でもなく、そのままで販売している。

せめて、違うOS向けにソースコードを弄っているとか、コンパイルしたものをアップしているなら、理解できなくもありません。努力の後はありますからね)。

しかし、「そのまま」「何も手を加えず」「販売」というのは、流石に憤慨しましたね。

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で、念の為に、私が付与したライセンスを調べてみたのですよ。

その結果、

―― そういう販売方法が、必ずしもライセンス違反とは断定できない

という結論に達しました。

このような流通形態の発想が、私には到底及ばない点に、まだまだ「甘さ」があったな、と思うことしきりです。

「無償で提供されたものは、無償で第三者に再提供される」という、私の中の通念は、ここに壊されたのです。


2014-04-11 「パイナップル海老塩ラーメン」

まんがライフ STORIA に連載中の「ラーメン大好き小泉さん」には、以前、蒙古タンメン中本の激辛「北極ラーメン」を紹介して貰いました。

Once, a running manga in the magazine "Manga-life STORIA", "Ms.Koizumi, she is a ramen lover" introduced a super ultra spicy ramen "Hokkyoku ramen" to me.

辛い時、悲しい時、そして、しんどい時、「北極ラーメン」は、私を暴力的に慰めてくれます。

When I feel rough, sad and tough for my work, "Hokkyoku ramen" is always likely to comfort me.

―― ラーメンは、一生の友人となり得る

"A ramen could become a friend for life."

を確信させてくれた一品でした。

It convinced me the above.

それ以後、「小泉さん」が紹介してくれるラーメンなら、必ず私は食す、と決めています。

After that, I decided that I make sure that I go to eat any ramen that Ms.Koizumi recommends.

それが、「小泉さん」に対する最大の謝辞と考えるからです。

Because I think that is the greatest thanks to her.

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で、今月の まんがライフ STORIA に掲載されたラーメンですが、

The ramen in the magazine was

「パイナップル海老塩ラーメン」

"A ramen with pine and shrimp"

うーん、そう来たか。いや、しかし、小泉さんが勧めるラーメンなのですから ――

However I didn't expect that way, it is a ramen Ms.Koizumi recommends....

「チョコ系ラーメン&つけ麺」、「アイスクリームラーメン」、「レモンラーメン」、「ナッツ&イチゴラーメン」

"Ramen with chocolate, ice-cream, lemons, nuts and strawberry...."

―― 正直、厳しいなぁ。

To be honest, it should be hard for me.

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いや、違うな。そうではないな。

No. That's not the case.

いいじゃないですか、個性派創作系ラーメン。

Original creative ramens, they are O.K. for me.

また一つ、江端のパラダイムが広がるってもんです。

They can expand my paradigm absolutely.

上手くいけば、コラム一本分のネタ、稼げるかもしれません。

I might be able to get a story of one column of mine, if it works.

「ラーメン大好き小泉さん」が勧めるラーメンであれば、当たろうが外れようが、それは食せねばなりません。

I engage in eating any ramens she loves even if they are not good.

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「パイナップル海老塩ラーメン」を調べてみたら、西荻窪駅近くにあるようです。

When I tried to check the "ramen with pine and shrimp", the shop is near Nishi-ogikubo station.

国分寺でもなく、秋葉原でもなく、そして池袋でもない。出張と絡めるのは、ちと難しい。

It is far from Kokubunzi, Akihabara and Ikebukuro, so it is difficult to go to the shop after Biz-trip.

では、週末だ。

So it is weekend.

「パイナップル海老塩ラーメン」を食べる為だけに、週末を使うというのも、大人の休日と言えましょう。

I am sure that it is a cool and luxury adult holiday, just to eat the ramen.


2015-04-11 「江端さんこそが、私が唯一、敬愛する人物です」

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私はこの仮説にある程度の確信を持っています。

I have a confirmation about this my hypothesis to some extent.

なぜなら、これを部分的に証明する実証を持っているからです。

Because I know the fact which gives proof of this hypothesis partly.

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「江端さんのおっしゃることは、いつも、大変勉強になります」

"Whatever Ebata-san is saying is always a good lesson for me."

「江端さんこそが、私が唯一、敬愛する人物です」

"Ebata-san, you are only my revered teacher in my life"

などと言いながら、私の言うことを全く聞きやしない同僚(後輩)達の存在が、まさにそれです。

Though my junior colleagues says to me about the above courtly serif, they have never paid attention to what I says since now.

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『私の心に言葉を届けたいなら、私を屈服させるだけの実績を持ってきやがれ』

"If you want to get your message across me, show me your fruits I call forth admiration"

を、そのまんま実行している彼らと、

Both they who do the above directly, and

確かにそのような「実績」を全く持っていない私との、

I, who don't have any fruit at all certainly,

この相補的な関係は、

make a complementary relationship each other.

皮肉にも、私の仮説(の一部)を、強力に支持しているのです。

This fact comes to establish a part of my hypothesis, strongly and ironically.


2016-04-11 私の世代のエンジニアは、多分、"AI"と聞いただけで「及び腰」になると思います。

4月から人口知能(AI)のセクションを兼任することになりました。

From this April, I also hold the Artificial Intelligent(AI) post too.

私の技術的な知見が抜擢された ―― という訳あろうはずもなく、チーム全員が兼任となりました。

My potential intelligence of research engineering have been founded ... is not true. Our team members are assigned the same AI section.

「AIかぁ・・・」

"Well, it is "AI"..."

私の世代のエンジニアは、多分、"AI"と聞いただけで「及び腰」になると思います。

I am afraid that engineers of my own generation is going to show doubt, if they hear the word "AI".

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研究という仕事は、

The work of research has two aspects at the same time.

■ある技術が流行っている内は、もう南国のパラダイスでモテモテ

One is "to hold court when a technology become hot"

という感じなのですが、

and

■ひとたびその技術の限界が明確になってブームが去ると、極寒の不毛地帯で、ぼろ着を纏いながら、食料という名の「予算」を求めて彷徨う(さまよう)

The other is "after full boom of the technology for the their problems and limitations we have to random-walk to seek for foods(budget) with poor clothes in frigit wild.

ということになります。

どの分野の技術でも似たようなものですが、その中でも"AI"は特に酷かったように思います。

Any technology fields are almost same, but I remember that "AI" is terrible especially.

「希望で始まり、絶望で終わる」 ―― そういう魔法少女のような恐しさが、かつての"AI"にはあったのです。

"To start with hope, and to end with desperation"

There had been the fear like "Magika-Madoka" in "AI" field.

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20年の時を経て、私は、もう一度、"AI"を、信じることができるだろうか?

Can I believe "AI" again, passing over 20 years?

その真価が問われる一年になりそうです。

This year seems to be put to the test for me.


2017-04-11 ―― 動くものだけが絶対

以前も申し上げましたが、私が「技術」というものが好きである理由は、

I wrote before that the reason I like "technology" is that

―― 動くものだけが絶対

"only something working is absolute"

であるからです。

「何々(ワーキンググループ等)を作ろう」「何々(標準化等)が必要だ」と叫んでいる中において、

While some people are excited "let's make XXX (working group, etc,)" "let's start XXX (standardization, etc.)",

ある一人が、ボソっと

an engineer says bossy,

『作った。動いた』

"I made it, and working now"

とつぶやくだけで、それらの掛け声を上げた人々の「面目が一瞬で潰される」という、痛快な場面に立ち会えます。

Just murmuring, I can see a happy scene that they, who are excited, are going to lose their face in a moment.

私は、「面目を潰した」方にも、「面目を潰された」方の、いずれの立場にも立ったことがありますが、その度に、技術というものの「凄さ」と「残酷さ」を思い知っています。

I know both positions of "I have smashed the face" and "my face has been crushed", and I also know "greatness" and "cruelty" of technology every time.

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多分、他の分野 ―― 政治、経済、文化、歴史 ―― の世界では、このような場面に立ち会うことは、多分ないのだろうな、と思ってます。

Perhaps, in the world of other fields - politics, economics, culture, history - I cannot watch such scenes.

動くこと、速いこと、小さいこと、安いこと ―― これらについて、「技術」には、議論の余地がない、という点が、私は好きです。

Working, fast, small and cheap. I like that there is no room for discussion for "technology".


2018-04-11 つまるところ、私達が英語に興味が持てないのは、その英語で使われるコンテンツが、「絶望的につまらないから」です。

1日2回、世界に向けて発信されているNHKのラジオ英語ニュースがあります。

Twice a day, the English news from Japan, presented by NHK is broadcast on radio.

以前は、このニュースをパソコンにダウンロードしてから、音楽PODに入れて、通勤の途中で聞いていました。

Previously, I downloaded this news to my computer, and put it in music POD, and heard it on the way of commuting.

スマホを購入してからは、いつでも聞けるようになって、大変助かっています。

Since I bought a smartphone, I have been able to hear it anytime and I am very much saved.

といっても、私が真剣に聞くのは、ニュースの開始直後の1分間の、3つのヘッドラインだけです。

However, I listen seriously only to three headlines in one minute immediately after the start of the news.

後の15分は、ニュースの内容を聞きとるモチベーションが維持できません。

In the latter 15 minutes, I can not maintain the motivation to keep listening to the news content.

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最初の方は、いいんですよ。

The headlines are good.

国内の時事ニュースなので、興味もありますし ―― 一度、すでに日本語で入手しているニュースで、内容も事前に分かっているので、楽しく聞けます。

Because they are domestic and current news, I am interested in listening. Once in the news which I have already obtained in Japanese, I know the content in advance.

問題は、国際ニュースの方です。

The problem is international news.

初出の上に、直接的には私には影響のないニュースは、一生懸命聞き取るんだ、という気持ちが薄れます。

They are first news for me, and the news does not directly affect me, so I cannot concentrate to listen the news.

ぶっちゃけ、

To tell you the truth, I think,

『シリアに、どこのだれが空爆しようが、知ったことか』

"To Syria, who knows? No matter who bombed the air?"

『ここ2000年ほどずっと面倒事の中心となってきたエルサレムという場所に、わざわざ大使館を移設する、どっかの国のアホな大統領のことなんぞ、どーでもいい』

"I do not care who a stupid president in some country is, moving the embassy in the place called Jerusalem, which has been the center of my troubles for almost 2000 years"

と思います。

つまるところ、私達が英語に興味が持てないのは、その英語で使われるコンテンツが、「絶望的につまらないから」です。

In conclusion, we are not interested in English because the content used in that English is "hopelessly boring".

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『"バイオレット・エバー・グリーン"の第7話の絵が美しすぎる』

"The picture of episode 7 of" Violet Ever Green "is too beautiful"

『"宇宙よりも遠い場所" 12話の最期の1分間は、涙なくして見られない』

"About the last one minute of "A place far from the universe" episode 12, we cannot be seen without tears"

というニュースであれば、間違いなく、私は最大限の努力で、英語のニュースを聞きとろうとする ―― はずです。

If there is the above news, no doubt that I will try to listen to English news with utmost effort.

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しかし、アニメというジャンル全体を取り扱うニュースとなると『もう、駄目だろうなぁ』と思ってしまいます。

However, when it comes to news dealing with the whole genre called animation, I think that "I guess it is useless for me".

私がニュースにして貰いたいアニメのタイトルは、1クールで1タイトル、多くても2タイトル程度しかないからです。

The title of anime I would like to have news is only 1 course, 1 title, at most 2 titles.

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自分にだけ興味のある英語ニュース ――

English news that I am interested only myself -

なんて都合の良いものは、まあ、これからも出てこないでしょう。

I am afraid that I cannot meet news that are convenient for just me.