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2013-05-14 テロ襲撃予告のお願い [長年日記]

コミックマーケット(コミケ)というのが、自己表現の場であり、自分の創作物を披露する場であるという設立趣旨は、誠に素晴しいと思います。

ただなぁ、それでも「コミックマーケット」と言う以上は、「コミック」というジャンルに制限はされるのだろうな、と思うのです。

コスチュームプレイ(コスプレ)も、基本的には「コミック」の登場人物を模しているので、やっぱりコミックに関連している表現であると思います。

しかし、これも上演権(著作権法22条)の侵害・・・というような話もあるのですが、それはさておき。

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「羨しいな」

と思いまして。

例えば、私が、自分で作ったパソコンのソフトウェア(しかも家電製品を制御するプログラムなど)を、コミケで販売できるか、というと、―― まあ、誰も止めないとは思いますが ―― まあ、あんまり売れそうにななさそうです。

そもそも、この手のソフトウェアは、フリーとして配布されることが多いので、コミケ会場のように集る必然性がありません。

あれ、でも、じゃあ、なんで、同人誌はコミケという「場」が必要なのだっけ?

同人誌だって電子化して配布することはできるだろうし、コスプレはYouTubeで上映することだって可能です。

金もかかり、会場設営も大変で、当日も緻密な運営が必要で、すさまじいボランティア数を必要とする、こんなにも面倒くさいイベントによる流通形態を、なぜわざわざ採用しているんだろう?

まあ、回答は「祭(まつり)だから」という答えしか出てきません。

ネットでイベントを開催しても、ても、勿論、盛り上がるかもしれませんが、どこまで行っても「祭」には至れないような気がします。

では、「コミケ」というのは、「ネット」のアンチテーゼ、ということになるのかもしれません(この話は後日展開予定)。

それも、さておき。

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同人誌に関する、著作権法の問題点は、この何回かの連載の勉強の中で、なんとなく判ってきました。

これらの連載記事は、関係者の人には、「触れて欲しくない事項」の満載だったと思いますし、実際に憎悪に近いメッセージも送られています。

にも関わらず、私の興味は、今、コミケにおける商取引の法律の適用に視点がシフトしています。

コミケにおける創作物は、金銭の授受をもって取引されている債権と認定できますので、当然に課税の対象となるだろうと考えています。

この場合、「同人誌の消費税は?」「確定申告は?」「特例措置はあるのか?」などに興味が湧いてきています。

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「なんで、この江端って野郎は、私達が善意で楽しんでいるイベントに、不要な雑音を入れてきやがるんだ!」と思っている人は少なからずいると思うのですよ。

勘違いされては困るのですが、私はコミケを「潰したい」のではなく、「もっと見ていたい」のです。

こんな興味深く、色々な社会的に難しい問題を大量に内在し、しかも人を魅了するイベントは、そんなにありませんから。

私にとって、コミケは、巨大な「自由研究の対象」なのです。

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「では、江端は、コミケを保護する側に立つのだな」と言われると、別に、そういう訳でもないのです。

「肯定も否定もせず、ただ自分の視点で見て、考えて、それを話したいだけ」なのです。

そういう意味では、私はコミケを支援する側からも、コミケを潰したい側からも、迷惑な奴で、双方から「敵」と認定される立場にいる、と考えています。

で、まあ、そろそろ本気で、テロの襲撃にあうかもしれんなーと、ボンヤリと考えております。

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で、お願いがあるのですが、テロの実施前の「テロの立案」段階で、私に警告頂けないでしょうか。

私は信念があって、寄稿をしている訳ではありません。楽しんでいるだけです。ですから、テロの警告一発で、私は「私の自由研究」を、即時中止できます。迷いも拘りもありません。

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もちろん、執筆者の義務として、

「○○さんより、テロの襲撃予告を受けましたので、連載は中止します。あしからず、ご了承下さい」

と、皆さんにも、きちんとご報告申し上げます。