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2013-01-18 初音ミクの技術解説のコラム(前半)を公開しました [長年日記]

先日、初音ミクの技術解説のコラム(前半)を公開して貰ったのですが、その反響に驚いています。

なんか、(私の記事としては)見たことがないような、ツイート数が付いています。

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■インターネットは勿論ですが、各種資料、学会誌、特許庁の検索エンジンなどという、一般の人には縁の薄いパス

と、

■同僚、親戚(現役の大学生(女性)を含む)は勿論、自分の娘(中二と小4)とその友人までも、インタビューの対象に含めたコネクション

をフル稼動して調査・取材をしたかいがありました。

また、

■娘達には、3枚以上のイラストの絵を要求し、しかも4回書き直しを命じました。

(「アルバイト代が見合わないよ」と、今でも文句を言われ続けています)

これらをプロデュースするのは、正直疲れました。クタクタです。

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嫁さんからは、「この記事は、それだけの調査をするに『見あう』ことなの?」と、呆れたように言われたのですが、

それに「見合う」と感じさせるものが、確かにあったのですよ。

「初音ミク」には。

http://biz-journal.jp/2013/01/post_1323.html

■2013年 01月 18日

・ほめ屋

「ほめ屋」というサービス、または自動アプリケーションってないかなぁ、と思うのですよ。

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あのね。何度でも言うけどね。

そして、どの著作者でも同じだと思うけどね。

私が執筆している著作は、その裏に100倍以上の調査資料やインタビューの結果の山があるのです。

それを、泣きながら削り取って、妥当な分量にして、適当な表現にして、そして、5回は書き直して、そんでもってリリースしている訳なのですよ。

「こんな記事を、いまさら何で書いているんだ」

「調査が十分でなく底が浅い」

「目新しくない」

だと。

じゃあ、初稿から第5稿までの原稿全文と、調査資料の全てを、そっちに送ってやろうかじゃないか。

その上で、完璧な評価をして貰おうじゃないか。

何だったら、公開討論を提案してもいいぞ。

ネットじゃ手緩い。F2Fでやろうじゃないか。

いい加減で的外れな評価をしようものなら、返り討ちにしてくれるわ。

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と、こんなことを言っても、しょうがないのは、よく分かっているのです。

で、上記の「ほめ屋」の話になります。

否定的、非難的コメントを、私に届かないようにしてくれるサービスやアプリってないでしょうか。

これって、創作に関わる人にとって共通的にニーズがあり、圧倒的な支持を受けると思うのです。

相当高めの価格設定であっても、私ならサービス提供を受けたいと思います。

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「批判を受けてこそ、著作の品質を上げることができる」と決め言葉のように言われています。

しかし、私は、自分の著作の品質の向上など、人生においてただの一度も考えたことはありません。

私が望んでいるのは、いつだって、

■自分が、何の制約もなく、好きなように著作物を創作し、

■皆から、「面白い」「楽しい」と評価されること、だけ

ですから。

http://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/1204/09/news002_3.html