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2013-02-18 あなたの「ウンコの匂い」を嗅がされる人の「苦痛」に想いを馳せましょう

JTの広告に面白いものがありましたので、 ご紹介します

後半のみ抜粋します

=========================

今、私たちがマナー広告を

継続的に発信しているのは、

ルールを守らない

喫煙者が多いからではありません。

ルールはもちろん、マナーにも配慮している

喫煙者は、確実に増えています。*1

一部のルール違反者、あるいは

マナーの気配りが足りない喫煙者に、

今の自分の行動に気づいてほしい

と考えているからです。

もちろん、マナーだけで

すべてが解決できるとは思っていません。

しかし、私たちは、

一律的な全面禁煙には、反対します。

==========================

と、ここで、このメッセージの文章が、唐突に突然終了するのです。

凄い違和感を感じます。

普通の文章であれば、「しかし、私たちは、一律的な全面禁煙には、反対します。なぜなら、・・・」と続くはずです。

小論文のテストであれば大きな減点対象ですし、論文ならリジェクトされかねない重大な瑕疵です。

-----

それにしてもですね、「一律的な全面禁煙」って、明らかに有効な根本的解決策ですよね。

これに反論できる人っていますか?

「一律的な全面禁煙には、反対します」と言う以上、この解決策に欠点があることをキチンと示さなければなりません。

-----

これは、米国で、本当にあった話なのですが、たばこ会社がちゃんと試算しているのです。

(Step.1)喫煙を認容する

(Step.2)→国民の寿命が短くなる

(Step.3)→高齢者対応の財源(年金)の大幅な削減が可能となる

(Step.4)→国家の財政が助かる

(これも、ハーバード熱血教室(回数失念)で見た内容です)

「働けなくなった人間は、さっさと死んで貰うことが、社会(の財源)に資する」というのは、勿論、―― 悪魔の論理ではあるのですが ―― 嘘ではありません。

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まあ、ここまで言わなくても、

「我々の雇用がなくなる」とか、・・・、うん、これも言わなくていいや。

ならば、どっかららデータを持ってきて、

「タバコがストレス社会における、一定の役割を担っている」

程度の理由は明示すべきでしょう。

私は、ここではタバコの是非については言っていません。

ただ、「いい大人が書いているんだから、ちゃんとした文章にしなさい」と言っているだけです。

-----

ところで、私がマナー広告の文面を作れ、といわれたらこう書きます。

―― 「排便行為」が生きていく上で必要であるように、ある人にとっては「タバコを吸う」ことが必要である人がいます。

―― だからといって、私達は、だれしも、人前で「排便」をしながら会議をしたり、「排便」をしながらごはんを食べたり、「排便」をしながらお酒を飲んだりはしません。

―― あなたの「ウンコの匂い」を嗅がされる人の「苦痛」に想いを馳せましょう。

―― 「ウンコ」はトイレで、「タバコ」は分煙室で。

―― JT

-----

上記のキャンペーンメッセージ、自由に使って頂いて結構です。


2014-02-18 親子でありながら、同時に、双子の姉妹

私を担当して頂いている編集者の方が、私のコラムの題目に、

When the editor in charge of mine offered me the title of my column,

"Reality of sperm provision services, problems of safety in human cloning, and the latest technologies"

とのオファをされた時、「何かの新手のギャグかな」と思ったのですが、本当にこの題目でリリースして貰いました。

honestly speaking, I thought that this was something new joke, but today I knew this was not joke.

なにやら、学術論文のような、高尚な香りがします(しないか)。

This title seems to be transcendentalism like scientific paper (don't look like it.)

どこかの大学が、このコラムで学位をくれないだろうか(くれないだろう)。

Does any college give me an academic title ? (never do it)

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今回は、スケジュール的に、厳しかったです。

This writing was very hard for a deadline.

12日の深夜に脱稿し、13日の日に「17日にリリースします」と言わて、真っ青になりました。

I released the first draft at midnight on the 12th, and the next afternoon I got the mail that said "the publishing date is the 17th" on the 13th . I thought I looked pale.

―― イラストのイメージが、ひとかけらもできていない。

I had no idea of illustration of the column.

今回は、私がイラストを作成するのは無理、と判断しました。

I had judged soon that it was impossible to complete the picture by the deadline.

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私は、娘に頭を下げていいました。

I kept my head down and asked my senior daughter the followings.

私:「お願いします。このコラムを読んで、イラストを案出して下さい! ギャラは、普段の倍出しますから!!」

"Please! Please read this column and make your illustration. I will prepare to pay twice as usual."

長女:「パパ。イラストっていうのは、ギャラの問題じゃないんだよ、。一定の時間が必要なんだよ」

"Papa, You don't understand Arts at all. Payment is not problem. The most important thing is time to reach a inspiration"

私:「そこをなんとか! 先生! 是非とも先生のお力で、この不肖の父を救ってやって下さい!!」

Have a heart! Dear Master!! Please save this unworthy father with your talent!!"

長女:「しかたないなぁ、ちょっと考えてみるよ」

"It cannot be helped. Let me think it a little."

私は、自分のミッションの為なら、自分の娘に土下座することなんぞ、どうということはありません。

I don't care at all that I fall on my knees to ask my daughter for my task.

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私が風呂に入っている間に、長女は何枚かのエンピツで描いたラフスケッチを出していたのですが、その一枚を見た時、私は、物凄い衝撃を受けました。

While taking a bath, she had made a few pencil sketches, and I was astonished at watching one of them.

私:「これって、あの『20~40年の年齢差のある、自分の双子の妹』のコンセプト?」

"This is a concept of "twins sisters with difference of 20-40 years old" isn't this ?"

長女:「そう」

"Yes"

私は心底感動しました。

I sincerely admired her for a work.

―― こんな技術コラムの内容から、よくこのコンセプトを取り出せるものだ、と。

"How could she subtract this beautiful concept from the my column?"

「親子でありながら、同時に、双子の姉妹」

"Mother and daughter" and "Twins sisters" at the same time

それって、もしかしたら「あり」かもしれないなぁ ―― 私をそんな気分にさせた一枚のラフ画でした。

"It might be good" -- This is a picture that I made me such feeling.

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私は、長女に、「この絵は、パソコンのドローツールを使わず、絵の具か、色鉛筆で描画する」ように指示をしました。

I ordered her to complete this picture with paints or color pencils, not to use PC drawing software.

その後、できあがった原画をスキャナで取り込み、長女と二人で、色調の調整や、詳細な線の補正や汚れを落す「デジタルリマスター」処理を、今週末、突貫作業で行っていました。

After that, both she and I tried to make digital re-masters operations, for example adjustment of color, deletion of soil, line offset, with a rush

-----

私は今回、娘の作品に、初めて名称を付けることにしました。

For the first time, I named her work

『ツインズ』

"Twins"

です。


2015-02-18 贅沢は言わない。

(Continuation from yesterday)

1週間前と全く同じ時刻で作戦を開始し、嫁さんと電子メールで連絡を取り合いながら、予定通りのオペレーションを実施し、最終到着駅で娘と嫁さんを回収しました。

I started the operation from the same time at one week ago, and I communicated with my wife by email, and continued the operation on schedule. Finally I could pick both my daughter and wife up at the last station.

冬の朝の気温で凍え切った二人を、マックスにした車内温度で暖め、車の中で朝食を採らせた後、娘は受験校の校門をくぐって、受験会場に消えていきました。

I put them in my car which had already warmed up, to warm them. After they ate some Onigiris (race balls), we went to the school gate together. Finally my daughter left for the examination place alone.

娘を見送りながら、私は、疲れがドッと出てくるのを感じて、そのまま地面にへたりこみそうになりました。

While seeing of my daughter, I felt that fatigue came out, and almost sank down in the ground,

ここからが娘の勝負だというのに、です。

Though my daughter's struggle was going to start right now.

―― まあ、私ができるのは、所詮はここまでだしなぁ

I thought in my mind.

"Well, this is all I can do for you."

とか考えていました。

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後はやるだけやって帰ってこい。

Come back after doing your best.

笑って帰って来るのが一番いいけど、

It is the best to come back laughingly, however,

贅沢は言わない。

I do not say such luxury.


2016-02-18 「もう、今日は『お泊り』するしかない」

(一昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

駅ホームのシーンのところに"23:15"というテロップが出てくるので、

At the scene of the station platform, the telop of "23:15" appears.

■「終電には、まだまだ余裕があるぞ」という、輸送時間の長時間化のアピール

"Longer work schedule" they want to way "You don't have to hurry up so much"

とも考えられますし、

might be one point.

また、その電車の前に、特別急行「ロマンスカー」の最終電車が増発されていて、、

Or new extra special express train "Romance Car" might be started and

■「まだまだ、帰宅可能な手段を提供できるぞ」という、ロマンスカーの運行本数の増加のアピール

"We can give you another alternate method to go home."

だろう、とは思うのです。

might be another point.

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間違っても、

Under no condition to appeal,

「もう、今日は『お泊り』するしかない」

"We have no way expect for staying out overnight"

という、恋する男女の刹那(せつな)をアピールするものでは ―― ない、と思う(思いたい)。

that means, a keen affection of a woman and man in love.

小田急は、グループ企業で宿泊施設を運営している会社もあったように思うけど、そのCMとしては、メッセージが「迂遠」すぎる。

I think that there might be one of the Odakyu-Group companies that manages accommodations. However, it is too ambagious, even if it is the company's CM.

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と、書き上げたところで、この日記終了するハズだったのですが、この話(江端解釈)を家族に振ってみたら、非難ごうごうの状態になりましたので、明日も続けます。

I am going to complete this topic, today. But last night, I talked to my family about about my thought, they complained about it. So, please stay tune.

(続く)

(To be continued)


2017-02-18 「『貰ったら返す』。当然の経済原則じゃんか」

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

長女:「それって、パパ独自の見解じゃないの?」

My eldest daughter: "Is not that your own opinion?"

江端:「その可能性は否定しない。時代も違うしなぁ。ただ、ティーンエイジャの男子の思考形態なんぞ、どの時代にあっても、概ね、同じような気がするんだよなー。あいつら(男子)バカだから」

Ebata: "I do not deny that possibility. and the era is also different. However, whatever era, teenage men's thinking form seems to be similar in general. Because they are stupid"

長女:「『貰ったら返す』。当然の経済原則じゃんか」

My eldest daughter: "If you get, you should return". It is a natural economic principle "

江端:「そこにも、ちょっと引っ掛かるところがあるんだよな。「義理チョコ」は、その無償の精神に価値がある、と考えている男子も多いと思うんだよな。実際、今の今まで、私は「義理チョコ = 施し」と思っていたしなぁ」

Ebata: "I also feel odd. I think that many men think "obligatory chocolates" are valuable for their free spirit. Actually, until now I've thought that "obligation chocolate = handout"

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江端:「だからね、『義理チョコに対して、お返しをする男子』っていう存在自体が、私には観念できない。『本命チョコに対して、お返しをする男子』が存在する中で、そんなことをする男子って正直怖い。頭がどうかしているんじゃないか、とさえ思う」

Ebata: "So, I can not imagine the existence of "a boy who returns to an obligation chocolate". Regardless of "men returning for favorite chocolate", the men who do such things are honestly scared. I doubt that they must go mad.

長女:「そこまで、認識の差があるんだ」

Eldest daughter: "There is such a big difference isn't there?"

江端:「よし、では、ここで、纏めてみようか。

Ebata: "O.K., let it wrap up.

(1)女子がチョコレートにかけているコストを男子は全く理解していない。

(1) Boys do not understand the cost of girls' chocolate at all.

(2)男子のギリギリのプライドを女子は全く理解していない。

(2) Girls do not fully understand the pride of boys.

(3)この(1)(2)のギャップが埋まることはない。

(3) The gaps in (1) (2) are not filled.

なぜなら、双方、「コスト」と「プライド」については、絶対に言及しようとしないから。

Because both sides will never understand about "cost" and "pride".

こんなところかな

That just about does it.

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まあ、ともあれ、ティーンエイジャの女子、男子諸君。

Well, anyway, teenager girls, boys.

君たちの、バレンタインデーやホワイトデーに関する君達の認識は、今後もすれちがったまま進行しつづけるし、

The misunderstanding of Valentine's Day and White Day's in your mind, will continue to go on and on,

そして、今後も、不要なトラブルと憎悪を生産しながら、今後もバレンタインデーやホワイトデーのイベントを続けていくことになるのでしょう。

And, while producing unnecessary troubles and hatred, you will continue events of Valentine's Day and White Day in the future.

気の毒だとは思いますが、どうしようもありません。

I think I feel bad, but I can not do anything.


2018-02-18 文部科学省は、『「メシ」「服」「日曜大工」程度では、全然足りん』と言っているのです。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

In "Junior High School Study Instructor's Commentary Techniques / Home"(Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology, July 2008) on p.27., there is a description of "soldering iron".

『国家が国民(こども)に要求している水準』は、びっくりする程、高かったのです。

"The level that the state is requesting the citizens (children)" was surprisingly high.

料理、裁縫、木工は当然に記載されており、さらに、「はんだごて」の意義についても、

Cooking, sewing and woodworking are naturally written, and furthermore, regarding the significance of "soldering iron", the following issues are described clearly.

(1)屋内で,電流制限器や漏電遮断器などの働きについて学ぶ

(1) Learn about the function of current limiter, earth leakage circuit breaker etc. indoors

(2)電気機器を安全に利用する仕組みについて学ぶ

(2) Learn about the mechanism of using electrical equipment safely

(3)電気機器による事故の事例や,それらを防止するための装置について調べることを通して,漏電による機器の損傷や感電等の事故を防止し,機器の性能を最良な状態で継続的に発揮させるための手入れや点検の必要性を学ぶ

(3) Learn to (a)prevent accidents such as equipment damage and electric shock due to electric leakage,(b) need Maintenance and inspection to continuously demonstrate the performance of the equipment in the best condition, through examining, the devices and examples of accidents caused by electrical equipment

と、クリアに記載されています。

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一言で言えば

In a word, that means,

「自宅の電気の問題が起きても、自分で直せ」

"Even if the problem of electricity at home happens, you can fix it yourself"

ということです。

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文部科学省は、『「メシ」「服」「日曜大工」程度では、全然足りん』と言っているのです。

The Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology said "Cooking"," Clothes", and "Do-it-yourself" ar not enough".

その一歩として「はんだごて」です。

One step is "soldering iron".

という訳で、私の意見「お前の学校の教師って、バカか?」は、撤回し、謝罪致します。

So I will withdraw my opinion of "The teacher of your school is stupid ?", and apologize to the teacher.

文部科学省も現場の先生も、ちゃんと分ってやっていることを、私はキチンと理解しました。

Both the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology and the teacher in the field, understand that what they have been doing properly.

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そして、若い人に言っておきます。

And I will tell youth

私たちの国の政府は ―― 『けっこう、厳しいぞ』

Government of our country - "they are pretty tough"


2019-02-18 「私をスキーに連れてって」と言われています ――

昔、「私をスキーに連れてって」という映画がありました。

Thirty years ago, there was a movie whose title was "Take me to skiing"

この映画は、今でも「バブル景気時における、スキーブームの起爆剤」として考えられているようです。

It was thought that this movie was a trigger of big ski trend of in the bubble boom.

私は、この意見に異を唱えるものではありませんが、スキーブームの理由は、本質的に「スキーは楽しいから」と思っています。

I can agree the opinion, however, the basic reason of big ski trend is "Skiing is enjoyable" basically.

スキーは、初心者は初心者なりに、上級者は上級者なりに、楽しいものなのです(どんなアクティビティでも同じでしょうが)。

Skiing is fun for from beginners to experts in their way (Any activities are also same, I know)

However, even though I remember it now, I think that boom was amazing.

-----

「私をスキーに連れてって」と言われています ――

I was asked "Please take me to skiing"

大学生と高校生の娘から。

from two daughters of college and high school students.

私は、

I always say to them

『お前たちは、一体、誰に向かって、そのセリフを言っとるんだ』

"Whom do you say to that phrase?"

『お前たちの『彼氏』に言え、『彼氏』に』

"Tell it to your "boyfriend""

と言い続けています。

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羨ましいことに、私の娘たちは、それぞれに、彼氏を持っているようです。

Enviably, my daughters seem to have a boyfriend for each.

ティーンエイジャの頃の私には無縁であった、いわゆる『リア充』を、実現しているようです。

They seem to have realized so-called "sociable", that I could not have experienced when I was a teenager,

もちろん、それなりに色々なトラブルもあるでしょうが、それも含めて『リア充』というのでしょう。

Of course, there may be various troubles as it is, but it will be called "sociable" including that.

(続く)

(To be continued)


2020-02-18 それにしても、映画を撮影するって、本当に大変なんですね。

「専門の業者に頼んで、実証実験の記録動画(映画)を残す」という、私の与り知らぬ ――

My unknown project, "making a video recording (movie) of a demonstration experiment with a professional contractor," was underway.

いや、正確に言うと、関わらないように逃げ回っていた ――

To be precise, I was running away from the projct.

そういう企画が走っていました。

「逃げ回っていた報い」なのかもしれませんが、本当にタイミング悪く、撮影当日「運転手役」をやることになってしまいました。

It may be "reward that was running around". It was really bad timing, so I decided to play the role of "driver" on the day of shooting.

私は、「最初の映像の中に入ってしまえば、後で交代ができなくなる」ということを、見落してたのです。

I overlooked, "once I get inside the first footage, I won't be able to change later."

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それにしても、映画を撮影するって、本当に大変なんですね。

Still, shooting a movie is really hard.

■対向車が来たので、取り直し

Retake because the oncoming vehicle came

■歩行者が横断したので、取り直し

Retake as pedestrians cross

■車の停車位置がずれたので、取り直し

Retake because the car's parking position has shifted

■乗車、降車客のパターンを変えて、取り直し

Retake by changing the pattern of getting on and off passengers

とまあ、平均7回のリテイクを、場所を変えて3パターンの運転のやりなおしをさせられて、

Well, on average, 7 retakes, 3 places in different places,

―― 5時間ぶっつづけの運転で、心底、疲れ果てました

"After 5 hours of driving, I was really exhausted"

今回、プロのモデル(役者?)さんも3人ほど参加されたのですが、体の態勢を変えないまま、ずっと待ち続ける姿は、「さすがはプロ」と感心していました。

This time, about three professional models (actress and actors) also participated, but I was impressed that they waited for a long time without changing their body posture.

# 途中で「トイレに行きたい!」 と言い張ったのは、私だけでした。

On the way, I was the only one who insisted, "I want to go to a restroom!"

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この撮影の前日には、上長と同僚が議論を戦わせている風を装おう「やらせ」の撮影もあったそうです。

On the day before this shoot, I heard that there was also a photo shoot of "fake", where the superior and colleagues are arguing and fighting.

それはそれで、大変だっただろうと思います。

I think it would have been hard.

「後で話を聞いとこ」と思っています。

I think that "I'll listen to it later."


2021-02-18 ―― 「遠山の金さん "冤罪"捕物帳」

長女:「世の中には、『正義と悪』という基準と『好きと嫌い』という基準の2つがある、って、誰かが言っていた」

Daughter: "Someone once told me that there are two standards in the world: 'justice and evil' and 'like and dislike'"

江端:「それは違うな。『好きと嫌い』という基準が1つあるだけだ」

Ebata: "That's not true. There is only one standard, 'like and dislike'"

長女:「『正義と悪』はないの?」

Daughter: "Isn't there a 'Justice and evil'?

江端:「『正義と悪』は、所詮は相対的な概念だ。立ち位置によって、簡単に180度ひっくり返るものであるから、私は、あまり重要とは思っていない」

Ebata: "'Justice and evil' is just a relative concept. It can be easily turned 180 degrees depending on where we stand, so I don't think it's very important.

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まあ、もっとも『絶対的正義』というものを求めて、古今東西多くの哲学者が死ぬほど考えて抜いてきたことは、私も知っています。

Well, I know that many philosophers in the past and the present have thought to death in search of the most 'absolute justice'.

しかし、死ぬほど考えなければ分からないものであるなら、それを共通の価値基準に置くのは、酷く面倒くさい上に、逆に「危い」とさえ思っています。

But if it's something we have to think about to death to understand, I think it's terribly tedious and even "dangerous" to put "absolute justice" as a common value standard.

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江端:「そもそも、法治国家における法治 ―― まあ、裁判はその一例だが ―― この運用がどのように行われるかしっているか?」

Ebata: "To begin with, do you know how the operation of the rule of law in a country under the rule of law is carried out? Well, the trial is just one example"

長女:「『主観を排して、証拠と法に基いてのみ人間を裁くこと』でしょう?」

Daughter: "To judge a person only on the basis of evidence and law, without 'subjectivity' right?

江端:「それは建前だ。この話は、法学ゼミで教えて貰って、私自身も仰天したことだが ――」

Ebata: "That's a pretext. This story was taught to me in law seminar, and I myself was astonished...."

といって、私は裁判のプロセスを語り出しました。

Then I started to talk about the process of a trial.

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(Step.1) 裁判官は、主観で被告の「好きと嫌い」を決めて、有罪/無罪および、その刑量をざっくり思い浮かべる。

(Step.1) The judge decides on the subjective "likes and dislikes" of the defendant and comes up with a rough idea of guilt/innocence and the amount of the sentence.

(Step.2) 次に裁判官は、この有罪/無罪、および刑量を導き出すための、複数の法律の条文を頭の中で並べる

(Step.2) The judge then lays out in his or her mind the multiple articles of law from which to derive this guilt/innocence and sentence amount.

(Step.3) 裁判官は、これらの条文を、担当事件の内容に当てはめられるかどうかを検討する。上手くはまれば、判決に適用する

(Step.3) The judge considers whether these articles can be applied to the case in question. If it works, they apply it to the judgment.

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江端:「でもって、上記(Step.1)~(Step.3)は、裁判官だけでなく、検察、弁護人も共通認識として共有している。そんでもって、この3者の関係者が、判決の落とし所を擦り合わせていく ―― これが、基本的な裁判のアプローチだ」

Ebata: "The above (Step.1) to (Step.3) are shared by not only judges but also prosecutors and defense attorneys.Then, these three parties work together to reach a decision. This is the basic trial approach.

長女:「うそ・・・」

Daughter: "No way..."

江端:「勿論、上記は、状況証拠も物的証拠も明らかであって、かつ、民事裁判のケースの話になるけど、ここに情状酌量の余地とか、世論の動向とか、社会通念とかをつっこんで、『この被告を、どこまで許せるか』という主観的基準で判決はされるんだよ」

Ebata: "Of course, the above is a civil case with clear circumstantial and physical evidence, however, they can add extenuating circumstances, trends in public opinion, and social norms. And finally, the judgment is made based on the subjective standard of "How much can I forgive this defendant?""

長女:「『正義と悪』が基準ではないんだ・・・」

Daughter: "'Justice and evil' is not the standard...

江端:「『正義と悪』は、『好きと嫌い』の理由付けとして存在している『道具概念』だ」

Ebata: "'Justice and evil' is a 'tool concept' that exists as a rationale for 'like and dislike'."

長女:「ならば、法律の存在意義がないじゃんか?」

Daughter: "Then what is the point of the law's existence?

江端:「いやいや、大切なのは「たとえ『好きと嫌い』から出発しても『好きと嫌い』だけを理由には判決はできない」、という、この一点にある」

Ebata: "No, no, the important point is this: 'Even if they start from 'like and dislike', they can't make a judgment based only on 'like and dislike'".

長女:「?」

Daughter: "?

江端:「どんな法律でもいいけど、必ず明文化された法律に基づいて論理的に(見せかけて)判決を出さなければならない ―― これが法治の理念で、最後の砦でもある」

Ebata: "It doesn't matter what kind of law they use, but they must always make a logical (pretend) judgment based on a clearly stated law -- this is the principle of the rule of law, and it is also the last resort."

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まあ、そういう意味において、「遠山の金さん」は、『好きと嫌い』だけで、しかも独断で判決をしていた訳ですから、考えてみれば、背筋の凍るような恐しい裁判方法だった訳ですよ。

In that sense, "Toyama no Kin-san" made judgments based on "likes and dislikes" alone, and at his own discretion.

私としては、「遠山の金さん」は、間違いなく「冤罪製造システム」として機能してきたと思んです。

As for me, I think that "Toyama no Kin-san" has definitely functioned as a "false accusation manufacturing system".

そんな訳で、私は、

That's why I want to watch a TV drama whose title is

―― 「遠山の金さん "冤罪"捕物帳」

"Tozan no Kin-san, the 'False Accusation' Catcher's Notebook"

というドラマを見たいんですよね。