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2013-06-13 イラスト作成の最前線

連載コラムのイラスト作りは、結構大変です。

私が娘(長女)にコンセプトを伝えるのですが、コンセプトを受けとれるほど娘の人生経験は豊富ではないので、結局そのミッションは自分に跳ね返ってきます。

特に今回は大変でした。

今回のコンセプトは「刀」。

―― としたのはいいのですが、私のイメージと娘のイメージがなかなか一致しない。

父娘で、座頭市(勝新太郎、ビートたけし、綾瀬はるか、香取慎吾)の映画の殺陣のシーンをYoutubeで視聴し、さらに、るろうに剣心(アニメ)の斎藤一vs緋村剣心のシーン、最近の実写版の佐藤健の殺陣のシーンも見ました。

それでも足りなくて、私が、殺陣をシーンを再現して、それを娘が写メに撮影し、それを印刷して、そこから線画を写し取り、最終的に娘が制作した下絵は、軽く10枚を越えました。

最期の配色も困難を極めましたが、締切当日の昨夜の土壇場で、娘が上手い人物配置 と配色を案出して、なんとか完成しました。

そんな感じで、すったもんだして、イラストを編集担当者さんに送付することができました。

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この忙しい中、一体何やっているんだろーな、と思います。

確かに、仕事の全てが金銭的対価で回るとは思ってはいないのですが、

特に創作に関わる分野では、特に「金銭を越える何か」が「何か」を動かしていることは間違いなさそうです。


2014-06-13 「青春時代の大切な通過儀礼」

先日、地下鉄の改札付近で、募金(なんの募金だったか忘れた)の呼びかけをしている高校生のグループを見ました。

The other day, I found group members who called for donations (I forgot the object).

大きな声で、元気よく ―― と言えば、まあ聞こえは良いのですが、朝の通勤時に、色々なことを考えながら歩いている時に、あのような暴力的な声を聞かされると、

Though "Cheerful loud voices" sounds nice, I felt angry to be heard such a loud voices with thinking many things on the way to work.

結構、腹立つ。

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私だって、高校生の時に、サラリーマンの通勤時の心象風景など、鑑みることはなかったので、まあ、あれは、

For my case, I didn't care minds of business persons at all in my high school days, so I should overlook that their actions are

「青春時代の、大切な通過儀礼」

"An initiation ceremony in their youth"

として看過してあげるべきだとは思います。

しかし、顧問とか担任の先生がついているのであれば、この募金活動の趣旨を明確にすることを、子ども達に教えて上げれば良いのに、とも思います。

However there are some advisers or teachers for their activities, I think they should give some advice to to clarify their purpose.

(1)自分達の活動として、満足して完結することが趣旨なのか。

(1)To satisfy their selves completely for their activity.

(2)金(目標額)を集めることが趣旨なのか。

(2)To get money(target amount)

(3)活動内容を広報することが趣旨なのか。

(3)To advertise the activities.

(4)活動の対象の状況(窮状等)を訴えるのが趣旨なのか。

(4)To appeal the status (plight, etc.) of the subject.

まあ、(1)が目的であるなら、問題はありません。そういうことでも大切です。

There might be no problem, if they choose the above (1). I think that it is important for them.

しかし(2)~(4)が趣旨であるなら逆効果も甚だしい。やり方が全くなっていません。

If the purpose is the above (2)-(4), the opposite effect becomes terrible. It is nonsense.

でも、まあ、高校生なら、ここまで考えなくても良いとも思います。

I think that it should be too hard to ask high school student to think over more.

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しかし、大学生にもなって、趣旨が不明確なまま、募金活動をやっていると思われるサークルとかも散見されるんですよ。

However I sometimes see same kinds of activities by college student at the station square.

週末の駅の改札口などで。

趣旨設定もしないで、自己満足でクローズするだけのサークル活動というのは、ちょっと「幼すぎる大学生」ではないか、と、思ってしまうのです。

Without setting any purpose, only to be closed their self-satisfaction, I think that they are too childish.


2015-06-13 視覚に訴える媒体(ここでは「デザイン」という)のパワーは恐るべきものがあります。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

視覚に訴える媒体(ここでは「デザイン」という)のパワーは恐るべきものがあります。

I believe that the media based on visualisation, calling it "design" in this diary, is really awful.

■まず、第一に、デザインが圧倒的に購買意欲を支えているという事実があります。

Firstly, "design" appeals to "eagerness to buy" strongly.

私がどんなに機能が優れていることを説明しても、嫁さんや娘達は、自分の気に入ったデザインの自動車や携帯電話から、ブレることはありませんでした。

My wife and daughters had never accepted my persuasion that they should select productions, like automobile and cell phone, fro, the view of the functions.

私はこの時、私たちエンジニアが命懸けで開発している「機能」という価値が、「デザイン」という価値には、遠く及ばないことを、魂のレベルで理解したのです。

At that time, I could understand profoundly that the value of "functions" is inferior to the value of "design", even if our engineer are struggle to develop new good function.

私は、MACやiPod/iPADのデザインやインターフェースが好きではありませんが、私が少数派であることは、明らかなことです。

I don't like the designs and its interface of MAC or iPod/iPAD, thought, it is obvious that I am in minority group.

■第二に、デザインは、世界共通言語であるという事実があります。

Secondly, "design" is a international communication language.

「英語に愛されないエンジニア」であるこの私でさえ、海外赴任や出張をしてこれたのは、世界中にホワイトボードがあり、そして、メモ用紙があったからです。

The reason why I have gone business trip in the world, though I am a typical "loveless engineer from English", is that I can use paper and white board.

"□"と"→"さえ書ければ、「この世界の全ての事象は表現できる」と思っています。

I think that I can explain "the world" with drawing rectangle and arrow.

■第三に、(これはエンジニア特有の話になりますが)デザインが、工学的アプローチに必須のアイテムであるという事実があります。

Thirdly, (this might be for engineer only), "design" is an indispensable item for engineering approach.

絵が含まれていないプレゼンテーション資料なんぞ、誰にも読んで貰えません。

Nobody want to read a presentation material with picture.

また、図面を含まない特許明細書は、多くの場合、特許庁の審査官から拒絶査定を喰らいます。

In many case, patent applications without picture, are rejected by Patent office Board of Appeals.

それは、「発明が劣っている」からではなく「審査官が発明を理解するのが難しくなる」からです。

It is not for "poor invention", but for "hard to be understood by examiners".

それと、自分のアイデアを、デザインレベルで具現化できる、ということは、そのアイデアが「完成している」ということの証明になります。

More over, "possibility to realize my idea as a design" is a kind of proof for the completion of my idea.

-----

ところが、この「デザインを舐めている」エンジニアや研究者が、結構な数いるんですよ。

But I am afraid that there are many engineers and researchers who make little of this design power.

(続く)

(To be continued)


2016-06-13 ネットでの論争を見ていると、『「立証責任」の考え方を知らない人が多い』と思います。

ネットでの論争を見ていると、『「立証責任」の考え方を知らない人が多い』と思います。

Watching a dispute on the Internet, I think that many people don't know "burden of proof".

# 私も、この「立証責任」については、法学ゼミに通うまでは全然知らなかったので、他の人のことを言えませんが。

# I also had not known this "burden of proof" since I started to go to a law seminar, so I cannot blame others.

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ある未来における二択の事象、例えば、英国の「EU離脱 or EU残留」の議論があったば場合、

If there are future two choices, for example "EU separation" or "EU stay" in UK,

トム:「EUから離脱すべきである。利益があるからである」

Tom:"The UK should be breakaway from EU. Because the choice brings us a profit."

ナンシー:「EUに残留すべきである。利益があるからである」

Nancy:"The UK should stay in EU. Because the choice brings us a profit."

という議論で、論争は始まる訳ですが、

A dispute is going to start like the above arguments.

議論が白熱してくると、

While becoming incandescent,

トム:「そんなことはない。EU離脱の方が利益がある」

Tom:"You are wrong. The breakaway is better than stay."

ナンシー:「では、『EU離脱が利益がある』という根拠を示せ」

Nancy:"If you say so, show me the evidence of your opinion"

とまあ、結構な頻度でこういう展開になります。

In many case, this type of argument is going like the above.

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しかし、この場合、ナンシーの言動は、正当性を欠いているのです。

However, in this case, Nancy's opinion is not fair.

これは、

This means,

■ナンシーに『EU離脱が利益がない』ということを立証する責任

"Nancy has a responsibility for "burden of proof" of "The breakaway is worse than stay."

または、

or

■ナンシーに『EU残留に利益がある』ということを立証する責任

"Nancy has a responsibility for "burden of proof" of "The stay is better than the breakaway."

がある、ということです。

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簡単な話です。

This is a simple story.

ナンシーがトムを論破する為に汗を流すのは、「ナンシー」であるべきで、

It is Nancy who should make an effort to argue TOM down, and

ナンシーの為に「トムが努力する必要はない」ということです。

Tom doesn't have to make an effort for Nancy's argument.

これを、

According to a legal parlance,

「立証責任は、その利益を得る側に発生する」

"Burden of proof" is generated by the side that needs the profit.

と言います。

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もっと分かり易く言えば、

In plain words, it means,

「自分の論を相手に押し付ける為には、自分自身が、汗をかかなければならない」

"If you want to enforce your policy to others, you should make an effort to realize it."

という、自明な話です。

as a self-evident truth.

(続く)

(To be continued)


2017-06-13 ―― 多分、マイノリティなのだろう

現在、コンピュータの中に作った「簡易な"仮想"東京都」で、複数路線の"仮想"電車(エバ電(改))を走らせています。

Now I make simple "virtual" Metropolis of Tokyo in my computer, and "virtual" trains are running on several "virtual" lines.

そこで、数十万の"仮想"東京都民が使用する"仮想"スマホの、簡単な「乗り換え案内サービス」を作っています。

At the "virtual" Metropolis of Tokyo, I prepare hundreds of thousand of "virtual" citizens and try to make a easy "virtual" transshipment service for their "virtual" smart-phone.

今回、初めて、その"仮想"サービスに、最短経路問題を最小時間で解く「ダイクストラ法」を実装してみました

This time, I have implemented "Dijkstra method", that can resolve a shortest path problem with shortest-processing-time.

(実際には、ネットでオープンソースを拾ってきて、組み込んだだけですが)

To tell you the truth, I have just embeded an open source in the Internet to my simulation program.

出発駅と到着駅の番号を入力するだけで、一瞬に最短経路を出力してくるのを見て、思わず

Just inputting the station numbers of both a departure and an arrival, the program output the a shortest path of a "virtual" citizen immediately. However I felt that

―― 美しい

"It is beautiful"

と、うっとりしてしまいました。

I was fascinated with watching the process.

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先日、とあるバラエティ番組を見ていた時のことです。

A few weeks ago, when I watch a program, so called "variety show" on the TV,

その番組にに出演していた芸能人のほとんどが、「ピタゴラスの定理」を知らない、または、内容を理解していないことを知って、私は、かなりの衝撃を受けました。

I was shocked to know that most of the performer didn't know the words of "Pythagorean theorem". Even some of them know the words, they cannot understand the contents.

中学校(義務教育過程)で教えられてきたハズなのですが、ここにも、「数学に対する嫌悪(下手すると『憎悪』)」が、如実に現われていることが分かります。

We all Japanese, should be taught "Pythagorean theorem" at junior high school. I am afraid that "disgust (or hate) against Math." shows in true colors.

勿論、立場も違うと思います。

Of course, I know that each of us has our own background.

余弦/正弦定理や、ベクトルの内積計算、運動方程式や、力積の計算なくして、私は、コンピュータの中に「"仮想"東京都」を作ることができません。

Without cosine / sine theorem, vector inner product calculation, equation of motion, and calculation of impulse, I can not create "virtual Tokyo" in my computer.

数字や数学は、私にとって、食っていく為の不可欠な道具です。

Numbers and mathematics are an indispensable tool for me to make a decent living.

モノ作りに関わっている人であれば、誰もが同じことだと思います。

If you are involved in making things, I think that we are in the same situation.

「ピタゴラスの定理」は、正弦/余弦定理の基本形であり、『この定理の理解なくして、どうやって世界を理解できるのだ?』と思えてしまう私は、

"Pythagorean theorem" is the basic form of the sine / cosine theorem, and "How can we understand the world without understanding this theorem? "

I who come to think it, is probably,

―― 多分、マイノリティなのだろう

in the minority

と思います。

(続く)

(To be continued)


2018-06-13 「人の意見を聞かされる」ってことは、つまるところ「昆虫を食べさせられる」ということです。

「人の意見をよく聞くこと」 ―― と誰もが言っていますが、私が知っている限り、それを守っている人を知りません。

Anyone talk to us "listen carefully to other people's opinions", As I know, I don't know the person who can do it.

それでも、まあ、―― 、『血液型による性格判定を信じている人』とか、『江端家に布教にくる人』などは、「人の意見をよく聞くこと」を守っているのかもしれません。

Even then, well, some kinds of people, like "a people who believes the relationship between blood-type and character" or "a propagator who comes to my house" might do it.

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そもそも、「人の意見をよく聞くこと」というのは「主体的に考えて動くこと」の逆相です。

Above all, "to listen carefully to other people's opinions" is a negative phase of "to take the initiative in solving problems"

『それは極論だ』という人もいるかもしれませんが、私の場合はそうなのです。

Some people might say to me "that is too extreme", however in my case, that is it.

なぜなら、

Because, I can tell you

―― 人の意見なんぞ、まともに聞いていたら、私は、特許明細書が1本も書けんかっただろう

"I had not written any patent application before even if I listened to other people's opinion carefully"

と、自信をもって言えるからです。

(ちなみに、私は、出願数100を越える、自称『王禅寺の特許製造マシン』です(分割出願、パリ条約優先権を含むカウント数)

Incidentally, I am a self-styled "patent makers at Ozenji hill" who has a record of number of applications of more than 100 (including divisional application, priority of Paris Convention)

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しかし、「人の意見をよく聞くこと」は「フリ」としては重要です。

However, "listening to people's opinions carefully" is important as "pretending".

私はあなたの話を真剣に聞いていますよ ―― という「フリ」は、とても大切なことです。社会で生きていく為の基礎技術といっても良いでしょう。

"I am seriously listening to your story" that "pretending" is very important. It is the basic technology for living in society.

いらんトラブルを招かないように、「フリ」の技術は向上させるべきです。

To avoid getting involved in unnecessary troubles, You should improve "pretending" technology.

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さて話を戻します。

Let's go back to the board.

「人の話を聞く」ってことは、苦痛です ―― 少くとも私には苦痛です。

"Listening to people's story" is painful - at least I feel pain.

自分の考え方と異なるものを、一時的であれ取り込まざるを得ない状況というのは、嫌いな食べ物を無理やり突っ込まれるのと同じです。

The situation that we have to get something different from our way of thinking, even temporarily, is the same as pushing disliked food forcibly.

例えば、私達日本人は、どんなに栄養価が高くて、優れた食材であって、そして、味が良いとされていたとしても、「昆虫」を、日常的に食することは難しいです。

For example, It is difficult for Japanese to eat "insects" on a daily basis, no matter how it is nutritious excellent food ingredient.

「人の意見を聞かされる」ってことは、つまるところ「昆虫を食べさせられる」ということです。

"Listening people's opinions" is, after all, "eating insects".

だからこそ、「人の意見を聞く」ってことは、有用で大切なことです。

Therefore , "listening to people's opinions carefully" is useful and important.

「昆虫を食べる勇気なくして、"昆虫食"のパラダイムを自分の中に取り込むことはできない」からです。

"Without the courage to eat insects, it is impossible to get the paradigm of" insect food "into myself.

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詰まるところ、この「人の話を聞く」の問題は、「苦痛 vs 有用」の問題に帰納するです。

In short, the problem of "listening to people's story carefully" is to inherit the problem of "painful vs useful".

ですので、この問題の最適戦略は

So, the best strategy for this problem is

『人の話は、話半分で聞いておく』

"Listen to half of people's story"

となり、そして、私達の多くは、その最適戦略を日々実行している、ということになります。

And, many of us are doing its optimal strategy on a daily basis.

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―― という本日の私の話は、話半分以下のレベル(あるいは、100%無視)で聞いて頂いて結構です。

"You can listen to my story at less than half the level (or ignore 100%)."


2019-06-13 私にオフィスでの徹夜残業を強ることになった、アホな鉄道会社は、これを範とすべきです。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

といいつつ、私が、今回、あまり怒っていないのは、横浜市営地下鉄の対応の上手さです。

To tell you the truth, I didn't get angry with this accident, because of the good time management of Yokohama Municipal Subway.

実際のところ、地下鉄の脱線の復旧が、恐しく難しいのことを、私は良く知っています。

In fact, I know well that the recovery from a derailment accident is terrible difficult.

なにしろ、地下にはクレーンなどを投入できませんので、ジャッキアップしか手段がないと思います。

First of all, they cannot install a crane in a tube of subway, and can use only hydraulic jacks.

また、その機材を現場まで運搬する手段についても、電気を動力をして使えないはずです。事故区間を完全に停電させる必要があるからです。

They should not use electricity to carry the devices to the accident place. The power should be shutdowned around the place for safety activities.

加えて、今回は、『事故復旧までの日時を正確に打ち出し、その通りに実施した』という点も、私は高く評価しています。

In addition, I appreciated their tasks that they estimated and opened the date and time of recovery, and they could complete it"

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Compared with this case, even though declaring "we recover from the derailment accident within today", re-declaring "we cannot recover it within today" at dead of night,

私にオフィスでの徹夜残業を強ることになった、アホな鉄道会社は、これを範とすべきです。

Due to these stupid announcements, I had to work through the night at my office. So I would emphasize that the railway company should model after this case.


2020-06-13 新型コロナウイルスの特効薬/ワクチンが開発されたら、世界は、新型コロナウイルス災禍の前に、まるっきり逆戻りになるのでしょうか ―― 最近、そのことを考えています。

新型コロナウイルスの特効薬/ワクチンが開発されたら、世界は、新型コロナウイルス災禍の前に、まるっきり逆戻りになるのでしょうか ―― 最近、そのことを考えています。

If a new coronavirus drug/vaccine is developed, will the world go completely back to the time before the new coronavirus disaster?

I've been thinking about that lately.

もちろん、私は、特効薬/ワクチンの開発を心から望んでいます。

Of course, I sincerely hope that a special medicine/vaccine is developed.

しかし、「飲み会」という概念は、消えたままでいいです。

But the concept of a "drinking party" can remain gone.

酒は、一人で静かに飲めば良いのです。

Drinking can be done alone and quietly.


2021-06-13 付和雷同 ―― パソコンにしろ、OSにしろ、アプリにしろ、開発言語にしろ、これがもっとも大切な方針です。

江端家では、コロナ禍発生前に、娘たちに個人用PCを買い与えていました(あるいは、自力で買い直していました)。

In the Ebata family, I had bought (or re-bought on my own) personal computers for my daughters before the Corona disaster occurred.

そのような幸運もあって、娘たちは、即座にリモート授業に対応することができました。

With such good fortune, my daughters were able to instantly adapt to remote classes.

ところが、次女の大学入学によって、状況が変わってきました。

However, the situation changed when my second daughter entered university.

―― PCの計算能力がショボすぎる

"PC's computing power is too poor"

という問題です。

次女は、これから、複雑な構造力学系の計算を、コンピュータ上で行う必要がありますので、ワープロや計算表、テレワークができる程度のパソコンではお話になりません。

My second daughter will now need to perform complex calculations of structural dynamics systems on a computer, so a computer that can do word processing, spreadsheets, and telework is not going to cut it.

私が学生時代に88万円のパソコンを個人で購入した理由も、パソコンを占有したかったから(当時、パソコンは高価であり、1人1台持つようなものではなかった)ことに加えて、計算機のパワーが貧弱だったからです。

The reason why I bought an 880,000 yen computer for personal use when I was a student was because I wanted to occupy a computer (at that time, computers were expensive and not something that each person could have) and also because the calculation power was poor.

(もっとも、今となっては、当時の大学の計算機センタのメインフレームより、今のラズパイの方が計算パワーがありますが、そのような比較は無意味です)

(At any rate, today's Rasberry PI has more computing power than the mainframe in the university computing center at the time, but such comparisons are meaningless.)

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今回、次女から依頼されたのは、パソコンの選定でした。

This time, my second daughter asked me to select a computer.

(1)複雑な構造力学系の計算を行えるスペックがあること

(1) Specifications to be able to calculate complex structural dynamic systems.

(2)ノートPCであること

(2) Must be a notebook PC

と、ここまで聞いた時に、これは「ゲーミングマシン」しかないな、と思って、選定結果を次女に伝えたところ、追加の要件を伝えられました。

When I heard this much, I thought that this was the only "gaming machine" that I could find, and when I told my second daughter the results of my selection, she told me of an additional requirement.

(3)大学の講義でも使うので、持ち歩ける程度に計量であること

(3) It should be small enough to carry around with you, as it will be used for lectures at the university.

この(3)の要件で、私の見積は破綻しました。

This (3) requirement broke my estimate.

計算パワーを得ようとするのであれば、デスクトップが一番安くて簡単です。

If she is trying to get computational power, desktops are the cheapest and easiest way to go.

しかし、ノートPCでは、計算パワーが貧弱なります。重いノートPC(ゲーミングマシン等)にならざる得ません。

However, Note PC have poor computing power. It has to be a heavy laptop (e.g. gaming machine).

これは完全にトレードオフの関係にあります。

This is a complete trade-off.

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私の出した結論は、

I've come to the conclusion that

(1)構造力学の計算が本格的に必要になった時に、購入するPCを考える

(1) Thinking about the PC you will buy when you need to calculate structural dynamics in earnest.

(2)複数の友人が所有して、評判のよかったPCを購入する

(2) Buying a PC that has been owned by several friends and has a good reputation.

という、後ろ向きの方針でした。

This was such a "backward-looking policy"

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付和雷同 ―― パソコンにしろ、OSにしろ、アプリにしろ、開発言語にしろ、これがもっとも大切な方針です。

Assentation -- Whether it is a PC, OS, application, or development language, this is the most important policy.

GAFAが、なぜ不動のプラットフォーマーとして君臨しているのか。

Why does GAFA reign as the unchallenged platformer?

簡単な話です。

It's simple.

利用者数が多いからです。

This is because of the large number of users.


2022-06-13 「"永代供養"って、実質、50年くらいですか?」

先週の金曜日、父と母のお墓を購入してきました ―― 近年、流行りの「樹木葬」というやつです。

Last Friday, I bought my grave --- Recently, it is "arboricultural burial" that become popular.

私自身は、葬儀もお墓も興味はないのですが『それは私の話であって、父や母まで適用すべきではない』という程度の分別はあります。

I, myself, am not interested in funeral and grave, however I have a manner that "I don't have to apply my policies with cases of my father and mother.

そもそも、私「お墓」という、ケイ酸塩鉱物の有体物(石)が、どうにも好きになれません。

To begin with, I don't like "tombs," which are organic silicate minerals (stones).

I think that the reason is trauma of memories of Montparnasse Cemetery in Paris.

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比して「樹木葬」はいい。

In comparison, "arboricultural burial" is good.

「土に還っていく」という感じがいい ―― 「大地に広がっていく」のは、伸び伸びとして気持ちよさそう。

I like a feeling of "Return to the soil", and "I am expanding in the earth" carefreely.

「なんで、死んだ後まで、集合住宅のような"骨壺"に閉じ込めら続けなればならんのだ」とか、

"Why I have to continue to close in funerary urn like housing complex, after my death ?"

「なんで、死んだ後まで、個人情報(名前、死亡年、年齢等)を墓碑で晒し続けなければならないのだ」とか

"Why I have to continue to open my private information(my name, death of date, and age), after my death?"

そういう風に考えていくと、本当に『冗談じゃない』と思う。

I really think "No kidding".

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いままで、何度も言っていますが、一般に、現在の墓地は50~100年後には宅地か更地(さらち)になります。

I said before that graveyards are going to be residential or vacant land in 50~100 years in general.

災害大国である我が国は、地震、洪水、土砂崩れ等が日常的に発生して、人の訪れなくなった墓地はそのまま放置されて、何もない土地に還ります。

Our country with a high rate of natural disasters, happens earthquakes, floods, landslides, and other disasters on a daily basis, and graveyards that no longer be visited by people will return to empty land.

それでいいと思う。

I think it is good.

そもそも、私たちのスコープは、祖父母が上限です。

The limitations of our scope are grandparents.

それ以上の祖先 ―― 見たこともない先祖 ―― に、興味を持て、というのは酷だと思います(皇族や名家は別かもしれませんが)。

About the older ancestor that we had never seen, for us, it is harsh to have to be interested in them( I don't know about Imperial and famous families).

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私の購入した父と母の墓所 ―― というか、20cm x 20cm のただの地面 ―― では、「永代供養」を唄っています。

The graveyard I bought for my father and mother, that is just a 20cm x 20cm piece of ground --- are advertised as "Eternal memorial service".

江端:「"永代供養"って、実質、50年くらいですか?」

Ebata: "Is it about 50 years in real?"

と質問したところ、担当の方は『一応、100年間を努力目標としています』と言われました。

When I asked a person in charge, she said "'about 100 years' is our target".

「それは、かなり長いですね」と、正直驚いたくらいです。

I was surprised to hear it with saying "it is long".

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実は、嫁さんと私の墓(地面)も、嫁さんの父母の墓(地面)も、すでに同じ敷地に購入済みです。

In fact, we have already bought the graveyard of parents-in-law, my wife and me.

私たち夫婦の場所と、父と母の場所をGoogleMapで測定したところ、直線距離で、24メートル離れているだけでした。

The distance between the graveyard of my parents and ours was just 24 meters in straight, measured by GoogleMap.

生前、私達は、ほとんど会う機会がありませんでしたが、死後に「親戚大集合」みたいな感じになりそうです ―― 地面の中で。

We had no chance to meet each other in lifetime, however, I think after our death, we are able to held a party --- even in the under ground.


2023-06-13 ―― 仕事している親は、かっこいい

子どものあこがれの職業に「会社員」というのが、ランクインしているそうです。

The "company employee" ranks high on the list of occupations that children long to have.

コロナ禍のリモートワークで、親の働いている姿を見ることによって、子どもたちの「会社員」の実態が見えたから、という分析がされています。

The analysis was based on the fact that remote work during the Corona disaster allowed the children to see what it was like to be a "company employee" by watching their parents work. That means,

―― 仕事している親は、かっこいい

-- Parents who work are cool

ということのようです。

難しいビジネス用語を使って、真剣に議論をして、英語を使って会話を試みている親は、自宅にいる親とは異なる、「もう一人の別の親の顔」と言えましょう。

A parent using difficult business terms, having serious discussions, and attempting to converse in English is "another parent" different from the parent at home.

これは、子どもに向けた、リアル社会への窓口であり、社会への憧れと、同時に、社会の厳しさや恐怖も伝えていると思います。

I believe this is a window to the real society for children, conveying their yearning for society and, at the same time, the harshness and fear of society.

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私、下請けの木工家具の会社の社長令息 ―― といえば聞こえばいいですが、

I was the son of the president of a subcontracted wood furniture company -- that sounds good,

私は、体に悪いシンナー型のガスが充満した、サウナと同じ温度の工場の中で、人力だけで巨大な特注家具を運搬する父と母の姿を見つづけてきました。

I have watched my father and mother hauling massive custom-made furniture by human power alone in a factory filled with toxic thinner-type gases, the same temperature as a sauna.

時々は、手伝いにも行きました。

From time to time, I also went to help out.

ティーンエイジャであった私ですら、工場で倒れかねないほど、本当にキツい仕事でした。

It was an adamant site, so tough that even I, a teenager, could have collapsed in the factory.

高齢だった父や母の疲労や苦痛を考えると、言葉になりません。

There are no words to describe the fatigue and pain of my father and mother, who were elderly.

それでも、生活は裕福とは言えず、そのような父や母の姿を見ながら、私は、親に「お金」(学費)について相談することもできなくなってきました。

Still, life was not well-off, and seeing my father and mother in such a state, I could no longer talk to my parents about "money" (school fees).

親の仕事のリアルを見てきた私は、「親への敬意と感謝」と「努力しているものが正当に報われない社会への憎悪」の両方を持ちながら、今に至っています。

Having seen the realities of my parents' work, I have come to have both respect and gratitude for them and hatred for a society that does not fairly reward those who work hard.

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ともあれ、子どもが、『仕事している親は、かっこいい』と思える社会は、良い社会です。

A society in which children think, "Parents who work are cool," is a good society.

これは、コロナ禍がもたらした数少ないメリットの中でも、最大級のメリット、と思っています。

This is one of the few benefits that the Corona Disaster has brought, and I believe, one of the greatest.