Tomです。 今年第一回目の夏休みの旅行から帰ってきました。 今回の旅の特徴は、 - 智一の父母随伴 - デンバー到着後、わずか12時間後に出発 (名古屋->ロス直通便の都合上、こうなった) - コロラドのフォートコリンズから、ワイオミングのイエローストー ンまで、540マイル(900km弱)を、初日の10時間で走り切ると言う、 超強行スケジュール と言うものであり、課題としては、 - いかにして、トランジットのロサンゼルスを無事通過させて、デン バーに呼び寄せるか - 父母の健康を維持しながら、旅を続けるか と言う2点に集約されていました。 前者に関しては、 「サンフランシスコ国際空港(SFO)の越え方」 http://www.kobore.net/sfo.txt を御参照下さい。 後者に関しては、実際、旅行から帰って、母が倒れかけたのですが、こちら で買った睡眠薬(スーパーマーケットで購入できるもの)を、必要に応じて飲ま せて、病気になることもなく無事帰国しました。 # お土産に、睡眠薬を数箱買っていきました。 ----- さて、旅の感想ですが、ずばり、 『アメリカ合州国と言う国は、全く、何から何まで恵まれていやがる』 を再認識する旅になりました。 - イエローストーンの、アーティストポイントからのビュー - シグナル・マウンテン山頂からの、地球規模で広がるジャクソン・ホール の壮大な眺め - 早朝の湖畔からのグランドティトン山脈の荘厳な景観 どれもこれも、単なる自然の成せる業ではなく、何かの『超越者』の作為無 しには到底作ることができないのではないか、と思わずにはいられない ----- 凄まじい ----- 程に、美しい風景でした。 # 日本なら、即、これらの滝や山や谷が、『神』となり、あっと言う間に、 # 『宗教』になっているところだろう ----- 旅行が終ってから、父が、『どこに行って来たのかを纏めたいが、英語のガ イドブックを見ても分からん』と言うので、簡単な旅程のサマリーを作成しま した。 下記、御参照下さい。 第1日目(06/02/2001) デンバー国際空港 18:03 父母 到着 第2日目(06/03/2001) →フォートコリンズ出発 08:00 曇天、気温低目 →グランドチトン国立公園を通過 この辺りから吹雪になる → オールド・フェイスフル・ホテル到着 18:00 イエローストーン国立公園内 第3日目(06/04) 数センチの積雪と氷点下の気温。午後から天気がゆっくりと回復 →オールド・フェイスフル・ガイザー オールドフェイスフルホテル敷地内にある、世界最大の間欠 泉見学 →ロウアー・ガイザー・ベイズン 硫黄の臭いが漂う広大な温泉郡 寒風吹きすさぶ中、30分程のトレイル →ファウンテン・ペイント・ポット ペンキ壷を煮たてたような源泉 その他、小規模な間欠泉もあったようであるが、吹雪で全く 分からず。眠気をもよおすようなすざましい寒さ →マディソンジャンクションの手前の野原 吹雪の河辺でバッファロー群れを見ながら、車の中で、コン ビニで買ったサンドイッチで昼食 →アッパー滝 落差33mの滝、雄大 →アーティスト・ポイント 黄色い渓谷から、遠くロウアー滝を望む景観が圧巻 →インスピレーション・ポイント 28km続くキャニオン全体を見渡せる →グランド・ビュー・ポイント →ルックアウト・ポイント →ロウアー滝 谷底へ降りていく15分ほどのトレイル 帰りがしんどかったが、94mの滝が落ちていくのを滝の真横 から眺めるビューポイント →マンモス・ホット・スプリング・ホテル 庭にジャグジー付きのキャビン。終日利用できたので、翌日 晴天の中、早朝露天風呂を楽しむ 第4日目(06/05) 午前、文句なしの快晴。午後から曇り始める。 →オパール・テラス →テラス・マウンテン デコレーションケーキ状の温泉段丘の中を約1時間のトレイ ル →イエロー・ストーン・レイク 抜けるような青空と湖畔に映る山脈が美しい。 道中、バッファローを間近かに見る。その他、子供のグリズ リー(熊)、ムース(へら鹿)、ミュール(鹿)、エルクは群れで 何度も。 →ジャクソン・レイク・ロッジ 15:00には到着。レストランの予約後、コルター・ベイを下 見。オクスボー・ベンドなどにも行くが、天気が悪く、景色 は今一つ 第5日目(06/06) 午前、曇天だったが、午後から天気が回復。 →グランド・ビュー・ポイント トレイルを開始したが、急な坂道が続き、コルター・ベイの ベイ・クルーズの時間に間に合わないと判断。1/3の行程で 断念 →コルター・ベイ・クルーズ ジャクソン・レイクを1時間半かけて周るクルーズ 湖面とティトンの山々のコントラストが美しい →シグナル・マウンテン 山道を4km程、車で登る。山頂からの眺めは、ジャクソン・ ホール全体、ティトンの山脈が地球規模の迫力で広がる。 この旅の最高のビューポイント →ジェニー・レイク・シーニック・ロード ティトン・パーク・ロードを外れて、ティトン山の麓まで近 づく道。ストリング・レイクの湖畔や、ジェニー・レイクの 側に近づき、湖面まで下る。太陽光線が、湖面で乱反射して、 眩しい →ティトン・パーク・ロード 最後のビューポイントでひきかえす。ティトン山脈の氷河が 美しい →シグナル・マウンテン・ロッジ ジャクソン・レイクの湖面が一望できるロッジ。 湖畔に降りて、石投げをしながら、夕焼けのティトン山が燃 えるのを待つ 第6日目(06/07) 本日、帰宅(フォートコリンズ)の為、6時起床。 早朝のティトン山脈の美しさに、声を失なう。 ティトン・パーク・ロードの途中で、グリズリー(熊)が道を横ぎる 黄色の花が咲きみだれるビューポイントで記念撮影 9時間半の帰路につく 第7日目(06/08) 休息日 父母、土産購入。 ステイン・マートでスカーフ、鍋掴み、タオル等 オールドタウンにて、アメリカのアイスクリームに挑戦 モールにて、麻生に「くまのプーさん」のぬいぐるみ等 ウォールマートにて、姉の子供達の服 第8日目(06/09) 弁当を持ってロッキー・マウンテン・国立公園へ →リリー・レイク 昼食。天気が悪くなり、急ぎ撤収。 その後、小石のような雹が降る →ベア・レイク 天気、いきなり回復。 初夏の山なみと、湖面のコントラストが美しい →ロングス・ピーク 4000メートルの山脈が果てしなく続くの眺めを堪能 →エステス・パーク 専門店にて、おみやげのキャンディを購入 その後、帰宅 第9日目(06/10) 12:45 デンバー発 ロサンジェルス経由で、父母帰国 以上