江端さんのひとりごと 「雅やかな人探し」 ここ2年半の間、米国赴任を口実に私は年賀状も暑中見舞いも、全部サボっ ていたのですが、帰国して5ヶ月も経った先日、久しぶりに年賀状用データベー スを開いて、パソコンの自動処理で暑中見舞い葉書などを作成したりしていま した。 予想通り、現段階で10名近い方の葉書が戻ってきました。 最終的には、全体の5割は戻ってくるのではないかと思っています。 我々の世代にもなると、転勤、結婚、退職、離婚等、なにしろ異動が多いの で2年間もフォローしていなければ、追跡不可能になるのは当然です。 ----- しかし、これ幸いに、 ついに、あのうっとうしい江端と切れた!! と思って、ついにやってきた新世紀の自由の風を満喫している人も、いるは ずなんです。 絶対に。 私がその気になれば、誰が、世界のどこにいようとも、必ず居場所をつきと める自信はあります。 しかし、そのような雅趣に欠ける、欧米個人主義的なバイオレンスな追跡で、 このような方々を、サラ金に追われるような恐怖にさらすのは本意ではありま せん。 -----  徹底的な合理主義が追い求められるこの世の中にあって、「雅やかな人探し」 「ロマン溢れる人探し」「奥ゆかしい人探し」とは何かを、私は考えました。 それが、これです。 http://www.kobore.net/whereareyou.txt ----- あなたも、一度や二度は、自分の名前を、サーチエンジンに入れてみたこと があるでしょうし、意外なサイトに自分の名前があることに気がつき、驚いた ことがあると思います。 (Step.1) 私の探している人達がなんかの拍子に、ふと自分の名前をサーチエン ジンに、(例えばGoogle(http://www.google.co.jp/))なんぞのに入れ てみた時に、上記の私のWebサイトをみつける (Step.2) 江端とコンタクトを取ることにやぶさかではない (Step.3) 江端に現住所を連絡する どうです。 この遠大、かつ、壮大、かつ、可能性が限りなく小さく『本気で探す気があ るのか、お前』と突っこまれそうな「人探し」。 これこそ、雅やかで、ロマン溢れる、奥ゆかしい人探しとは思いませんか。 (本文章は、全文を掲載し内容を一切変更せず著者を明記する限りにおいて、 転載して頂いて構いません。)