- 鹿児島システムの導入のドタバタの紹介
- これは資料たんまりある
- 導入部のオチ
- しかし、監視カメラは「ペットカメラ」という名前で大量に販売されている
- しかし
- 但し、インターネット接続が前提となっている
- スマホアプリ利用が前提となっている
- 介護ITの定義の確認
- 自分を救う
- 介護者としての自分
- これから、要介護者となる自分
- 他人も救う
- 「救われる」為ではない
- 「自分の子ども」や
- その上で、被介護者(要介護者)を救う
- さらに、ここにもう一つ加えよう
- 楽しい介護はない
- 楽しい「介護システム作り」はある
- 自分を救う
- 介護の意義
- 実際のところ、衰えていく人間の側にいることは、いい感じで、不要な力を抜くことができます。
- 私たちは、結局、最後には動物のようになって死ぬ
- 人間らしい尊厳とか、ほとんど期待できない
- かっこつけて最後を迎えるのは、かなり難しい
- 酒や煙草で健康を害するのは最低→近年の研究では、「酒を分解する」ことと「毒を解毒」する作用は同じらしい→実際に酒飲みの外見老化は著しいように見える。
- 煙草は、肺癌なら運が良く、酸素ボンベを引張って歩く日常がおまちかね
- では、それらを止めたら、「脳」の方が先にアウトになる→つまり、何をしても、「かっこいい最後」というのは期待できない
- 「かっこ」つけたって、無駄
- 実際のところ、衰えていく人間の側にいることは、いい感じで、不要な力を抜くことができます。
- 未来に希望がない
- 単なる死ではなく、人間が壊れていくプロセスをライブで見せつけられるもの→これが介護である
- 自分の中にある醜悪なものを、自分で見なければならない
- 自分という人間が、なんとみにくく悍しいものであるかを、思い知らされる
- 早く死んで
- 早く死んで、私をラクにしてよ
- 憎悪の炎で焼き尽されるような、怒り
- 単なる死ではなく、人間が壊れていくプロセスをライブで見せつけられるもの→これが介護である
- 苦痛の定量化については、現在も検討中
- (付録)
- 問題定義
- なぜ、体の老化と脳の老化が一致していないのか
- 体の劣化は抑えられている
- 脳機能の老化は、それほどの効果がでていない
- 疑問
- 医学の進歩によって、脳の老化(認知症)は抑えられるのか
- 医学の進歩
- 日々の生活週間(食生活)
- 医学の進歩によって、脳の老化(認知症)は抑えられるのか
- 生産性がなければ生きていけないのか
- そんなことはない
- 一方「役に立つ」ことを意義と考える人はいるだろう
- なぜ、体の老化と脳の老化が一致していないのか
- 前半
- 「高齢者介護」は一括りにできない
- 前期高齢者 後期高齢者 という分け方は、当事者には不愉快だろうが「よく考えた結果」だと思う
- 「後期高齢者」という呼称については、「後期」という言葉が「末期」とイメージが重なることなどが理由で、世間的な評判はあまりよくないみたいです。
- 江端なりの理解だと
- 前期高齢者には「がんばれ」
- 後期高齢者は、介護費用がドンと跳ね上がる
- で、江端の「介護IT」では、後半の介護には手がでない
- 所詮は気休め
- 前期高齢者 後期高齢者 という分け方は、当事者には不愉快だろうが「よく考えた結果」だと思う
- 「高齢者介護」は一括りにできない
- 問題定義
- 介護ITの市場規模
- 実際のところ、これだけあるのだが、この連載で狙えるのは、「見守り」と言われているものくらい
- 仮説
- 別に自分でやらなくてもいいんじゃない？
- 調査
- ~ https://www.irs.jp/article/?p=294
- 値段を調べてみた
- 「訪問型」見守りサービス
- 月1回30分の訪問で月額1,980円、月1回60分の訪問では月額2,480円程度
- ということは、毎日だったら6万円/月か
- 月1回30分の訪問で月額1,980円、月1回60分の訪問では月額2,480円程度
- 「センサー型」見守りサービス
- 月額利用料が約3,000円
- 初回契約料が約15,000円
- 機器等代金が50,000～80,000円程度
- 火災監視・ガス漏れ監視・ライフリズム監視といったオプションサービスを提供する企業もあります（いずれも月額500円前後）。
- 「オート電話・オートメール型」見守りサービス
高齢者から定期的に送られてくるメッセージを確認できます。電話の場合は、高齢者が選択したプッシュボタンの内容が反映されます。メールの場合は、シンプルな定型文で表示される情報から、高齢者の安否を把握できるようになっています。
- 応答するかねえ？
固定電話が約800円、携帯電話が約1,200円
初回契約料が約2,000円。
- 「カメラ型」見守りサービス
- 初回契約料が約50,000円程度、
- 月額利用料が約8,000円以上
- 「宅配型」見守りサービス
- 食事や郵便物などの宅配時に、高齢者の健康状態や安否の確認をするのが宅配型の見守りサービスです。
- 食事代の相場は1食につき500円前後。月額で換算すると、約20,000円が宅配型の費用相場です（1日2食での計算）。
- 基本的に、週5回・1日2食（昼と夕）の食事代の中に、見守りサービス料が含まれています
- 「訪問型」見守りサービス
- サービスプロバイダ
- SECOM,ALSOKは大手
- 郵便局のみまもりサービス - 日本郵便
- インフラ
- ガス会社
- 電力会社
- 住宅メーカー
- JA
- 銀行
- 家電メーカーが製品との抱き合わせ
- 製品
- ペットカメラ
- うまい言い方
- 嫌らしいくらいだ
- 自宅にインターネットの敷設が前提
- ペットカメラ
- 利用状況
- ~ https://www.cbl.or.jp/slc/file/mimamori.pdf
- 緊急通報・安否確認システムによる高齢者の見守りサービスに関するニーズ調査結果
- 一般財団法人ベターリビング サステナブル居住研究センター
- 2012 年 11 月 27 日
- ~ https://www.cbl.or.jp/slc/file/mimamori.pdf
- 感想
- 十分に安いな
- なんで、こんなに安いのに使われていないのか？
- 仮説
- 使ってみないと分からない
- 親が倒れてみないと分からない
- ビジネスモデルが面倒くさいのでは
- とくに責任分岐点とか
- 安いと感じられないのかもしれない
- 親の同意が得られない
- あと、見守りの期間は短い
- 施設に入ってしまえば、このサービスは不要になる
- ？
- 施設に入ってしまえば、このサービスは不要になる
- 仮説
- 実際のところ、これだけあるのだが、この連載で狙えるのは、「見守り」と言われているものくらい
- では、DIYの介護ITを作りましょう
- 自分の老親の為に
- あるいは、自分の子ども達の為に
- とは言え、DIYの介護ITにできることは、せいぜい「見守り」と「追跡」が精一杯です
- 業者に任せた方が、トータルコストとしては安いかもしれません
- というか「安い」。絶対に
- ココセコム(900円/円)なんか、破格の激安システムです。
- 江端のマインドセットは「見守りシステム」を作るという、楽しいイベントに転じてやろう、という試みです
- 私にとっては老親すら、「遊び道具」の口実にする、という振り切れ方をしてみます
- 「親孝行」などという概念を、「嗤って」やります
- 実際、江端家はEtherCATという、世界最高レベルのリアルタイム性を担保する制御LANシステムで防衛されています
- ぶっちゃけ無駄ですが、
- 勉強にはなりました
- なんか、一冊に纏まっているようです
- 業者に任せた方が、トータルコストとしては安いかもしれません
- まずロールモデルを考えますね
- 基本は「江端家」ロールモデルで考えます
- 東京にいる夫婦(両方とも長男と長女)
- 地方に住んでいる老親
- 現在は、かなり状況も変ってきているので、現在のロールモデルは変っていますが
- 老親の家には、インターネットなんぞ敷設されていない
- 嫁さんの実家では敷設されているので、ガンガン利用しています
- 私の実感では、敷設前に父が他界してしまいました
- ここで、一つの疑問
- 介護システムの為だけに、インターネットを敷設するか
- 嫁さんのこたえ「普通にやっているよ」
- 上記の疑問に対する仮説
- これから、インターネットのパラダイムは、エロ・・もとい、ブログ,SNS,動画、コンテンツ、通販(Amazon)から、一気に「介護」の方向に流れていくかもしれない
- 基本は「江端家」ロールモデルで考えます
- 次に汎用性を考えますね
- 今回は、自作の「ココセコム」を作ってみたい
- 購入した方が安いとは思うんだけど、
- 購入では「楽しめない」ので
- 今回は、自作の「ココセコム」を作ってみたい
- あくまでDIYでできる範囲
- 初期費用を入れて、既存のシステムとトントン程度のコスト
- 自分で拡張などして「遊べる」こと
- 特に江端が遊べること
- 選択肢はAWSとラズパイとして、インターネット回線は前提としないこととした
- 建前
- ユーザ数人(江端家夫婦、その兄弟姉妹(可能であれば、その親戚)にも、情報共有させて、監視を押し付ける
- 数人のみしか使わないWebサーバというのは、それなりに用途がある
- AWSは、電子ブロックのように、ITサービスシステムを作れるシステムで、オンプレミス型サービスは、
- ラズパイという超安価なコンピュータ(しかも高性能で、高信頼)を使うことで、安い「見守りシステム」を作れる
- 実際、安い。
- 江端家の監視システムは、4年間無停止記録を続行中
- 誰もインターネットを使わない家(実家)に、回線を引くのは、コスト的にいま一つかと思った
- 音楽も動画も使われない家に、常時接続のインターネットを敷設するのは、どうにもコストが悪いように思う
- ユーザ数人(江端家夫婦、その兄弟姉妹(可能であれば、その親戚)にも、情報共有させて、監視を押し付ける
- 本音
- AWSのシステム構築は私には死ぬほど面倒くさかったので、一度纏めておきたかった
- AWSの本は、どれもこれも訳が分からん
- 「ラズパイは、誰でも楽しめる」という風評に、一口乗っていみることにした
- EE Times Japanの記事に忖度している訳ではない
- ラズパイが簡単ということにして、内心では「嘘つけ!」と思っている(大きな文字ではかけないが)
- 私は仕事も貰っているライターですから
- やっぱり“教育用途”のラズパイはすごかった
- ラズパイは、基本的に安いし、性能も高い
- ラズパイを車に搭載して試してみたい(個人的興味)
- どこかの親切な出版会社が、4GPiを手に入れてくれたし
- AWSのシステム構築は私には死ぬほど面倒くさかったので、一度纏めておきたかった
- 建前
- どういう風に説明しようか悩んだ
- アプリケーション単位で紹介したいと思ったんだけど、紙面が全然足りなくなる
- AWS
- サーバ
- 4GPi + ラズパイ
- デバイス
- Webサーバ
- AWS
- アプリケーション単位で紹介したいと思ったんだけど、紙面が全然足りなくなる