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2013-11-02 ペンタブレットを1秒も使わない、SAIによる江端式イラスト作成方法

1.背景

(1)私はコラムを寄稿している。コラムの原稿と同時に、その内容を表現するイラストを付けるようにしている。

(2)我が家にいる二人の娘は、私の寄稿コラムのイラストを担当しているイラストレータ(アルバイト)ではあるが、、最近、色々と忙しくなっているようで、頼みにくくなってきている。

(3)可能なら、自分でイラストを描きたいが、私は絶望的に画才がない。

(3)インターネット上で公開されている画像を、著作権者(多くの場合、創作者本人)の許諾を得ることなく使用することは、当然に著作権法違反でアウトである。

(4)しかし、自分(の娘の作品)や、我が家の写真、または、家族や自分でポーズと取った写真、あるいは、創作性が認められない人物画や風景画を、パーツとして組み合わせたものであれば、当然に、著作権法違反にはなりえない。そのような作品は、他人の作品に依拠しているとは言えないからである。

2. 目的

(1)本メモは、画才ゼロの人が、それでもイラストを描きたい場合、あるいは、描かなければならない場合、その一つの方法を示すものである。

3. 準備

(1)イメージしているイラストに必要なパーツの写真を取りまくる。散らかった部屋、ちゃぶだいをひっくり返す動作などを、家族や友人に協力して貰い、山ほど撮影する。

(2)角度や大きさが異っていると、それらの写真は全く使えないので、撮影の段階から十分に注意する。(そもそも、写真だけでアングルを変えて絵を描ける人であれば、こんな手順を踏む必要はないはず)

(3)それらの写真を、パソコンに送り込んでおく。

(4)一定の、コンピュータスキル(画像を切ったり貼ったり、印刷したり)があることも必要である。

4.作成手順

(Step.1)ベースとなる絵とパーツとなる絵を切り出しコピーをして、妥当な大きさにした後、印刷する。

(Step.2)トレッシングペーパを用いて、上記のコピーした絵を写す。

(Step.3)上記の絵を二値化でスキャナをして、印刷する。

(Step.4)印刷した絵の上から、線画を更に太いサインペン等なぞり、線の切れている部分がなくなるようにする。

(Step.5)これを再度、スキャナで取り込む(私の場合PDF形式にしている。後で、大きさを調整する必要がないため)。

(Step.6)これを、abobe Reader等で読み出し、必要なら縦横変換した後、[編集]→[ファイルをクリップボードにコピー]とする。

(Step.7)SAIを立ち上げて、[ファイル]→[クリップボードからキャンバス作成]

(Step.8)レイヤー1を、SAIのレイヤーパネル「領域検出元に指定」をクリックし、ツールパネルにある領域検出元を「検出元に指定したレイヤー」をクリックする。

(Step.9)レイヤー2を作成して、ツールパネルにある「バケツ」を使って、色を塗りまくる。

これで終わりです。

5.その他

このようにしてできた絵は、萌え絵とは比較にもなりませんが、それでもイラストを描く人生は、描かない人生より、ずっと良いと思います。


2016-11-02 pipなどのプロキシ越えの設定

環境変数に以下を設定する

HTTPS_PROXY = https://21143431:1021password1@134.145.15.241:8889/

HTTP_PROXY = http://21143431:1021password1@134.145.15.241:8889/


2018-11-02 postGIS の ST_Distance, ST_DWithinを使ったサンプルコード