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2013-07-30 「俺物語!!」ようやく読み始めました

ご存知の通り、私は二人の娘に私の仕事(イラスト作成)を手伝って貰っています。

もちろん、ギャラは払っていますが、子どものこずかいの域を出ない金額です(次女はその金を握って本屋に「チャオ」を買いに走っています)。

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今回特急の案件が入ったので、長女に無理して働いて貰っています。

で、今回はバイト代金でなく、コミック2冊(1巻と2巻)を私からオファしてみました。

評判の「俺物語!!」です。

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最初に、この作品に気がついたのは、通勤電車のドアに張られていたステッカー広告です。

「電車の中で、少女コミックの広告?」という疑問もあって、ちょっとネットで調べたら、出るわ出るわ、絶賛の嵐。

その時は、結構色々なことで忙しかったので、それっきり忘れてしまっていたのですが、今回の娘へのギャラの件で、これを思い出しました。

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まあ、私から感想を言うのは、興醒めでしょうから差し控えます。

私は、大人ですし、男ですし、中年ですし、ひねくれていますから。

ただ、このコミックに関して、二言だけ言わせて貰えれば、

■私がコラムで頻用している「パラダイムシフト」なる表現では足りず、「逆ゲシュタルト崩壊」と名付け得る程のインパクトがあった。

■家族が、全員一致の評決で「いいね!」と認定した(前例なし)。

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「泣きながら大笑いできる」という「お天気雨」のような宝珠の一品です。


2014-07-30 私、結婚式に招待されるのは好きなのですが、御祝儀を払うのが嫌いです。

私、結婚式に招待されるのは好きなのですが、御祝儀を払うのが嫌いです。

I like to be invited wedding ceremony but I don't want to give a gratuity.

ケチだからです。

I'm stingy.

私が、週末の全てと睡眠時間を削ってようやく貰った原稿料の「数回分」が、他人の結婚式なんぞで搾取されるかと思うと、耐え難いのです。

I am unbearable of exploitation at other's wedding ceremony. To be more precise, I cannot put up with dispossession of my two or more manuscript fees at sacrifice of weekend holiday and sleeping time.

こういうことを公言しているおかげで、ここ十数年、結婚式へのお誘いは絶無となりました。

Thanks to these claims in public, the invitation to the wedding ceremony has been ZERO for a dozen years perfectly.

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しかし、極めて稀ですが、「招待して欲しい結婚式」もあります。

However, it is extremely rare, but there is also a wedding ceremony I want to be invited.

人生最良の時間を作ってくれた大学時代の友人や、職場で共に地獄を見てきた仲間であれば、―― そのパートナー(女でも男でも)の方を見たい。

I want to meet a partner of my friend who had studied and worked with me in college and company.

『一体、あなた、何考えているのですか』

I want to say one phrase,

"What are on earth you thinking?"

と、一言、言ってやりたくて。

# 言いませんけど。

I am not going to say that.

(続く)

(To be continued)


2015-07-30 人間はネットで「つながる」必要がなく、現実世界ですら「つながる」必要もない、と信じています。

(一昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

しかし、今や、メールフィルタによって、同じことが行われようとしています。

Now, a mail filter will do the same action again.

先日も、"Linux"の開発者であるリナスさんが、「開発に必要なメールの3割が、迷惑フィルターに引っかかっていた」と苦情を言っておられたようです。

The other days, a news said that Mr.Linus, who is the developer of Linux Operation system, complained about a mail filter functions, because 30% of his needful mails were deleted by the filter.

スパムメール対策として、メールフィルタは必要なものですが、同時に、それは、必要なメールも失なってしまう、というリスクも負うものです。

Against SPAM mails, a mail filter is needed for our society, but at the same time, we have a risk of deleting requisite information.

これは、携帯やスマホに依存している、現代社会の通信インフラを脅かす重大な問題

This issue is a great social problem for a present communication infrastructure.

―― という見方もできるでしょう。

There might be also some truth in ordinal person's perspective.

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私の認識はちょっと違います。

I have a little different view of this problem.

―― 好機到来

"I think that a rare opportunity is coming."

です。

「仲間」「つながる」「絆」「コミュニティ」「KY」「スマホ」「オフサイトミーティング」等々 ――

"Friends”, "bond", "community", "KY", "Smart-phone", "off site meetings", etc., etc...

このような用語を、一貫して忌避してきたのが、私です。

It is me who have avoided using these terms thoughtfully.

そして、この「メールフィルタ」こそが、デジタル至上主義への反攻の第一歩だと考えています。

And I think that this "mail filter" is the first step against digital supremacist.

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『既読スルー』などという馬鹿げた言葉を作り上げ、

Making up the stupid phrase of "read and ignore",

自らの精神(こころ)の自由を放棄してまで、

Abandoning free of our spirits,

「つながる」ことに拘泥する

Insisting on "bond".

―― この気色の悪い

This "disgusting"

「ネット文化」なるものに、背を向けるきっかけになってくれれば、と思っています。

so-called, "the net culture", including above, I hope that the "mail filter" will give us a change to discard "the net culture".

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私は、『ネットが、人々の心の距離を遠ざけ・・・』などとホザく、ステレオタイプ文化人とも違うと思っています。

I think that I am different from stereotypical "culturati" who apt to speak "the network destroy emotional ties..."

I think that

人間はネットで「つながる」必要がなく、

I don't need "bond" not only in the net,

現実世界ですら「つながる」必要もない、と信じています。

but also in the real world.

誰かが困っていれば、その人の為に、自分の意思で「つなげに行け」ばよく、

If someone needs help, I go to connect them with my will,

そして、助けた後はとっとと「切り離して」、次のことを考え始めれば良いのです。

after helping them, I disconnect them and start to the next.

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分かりにくいでしょうか。

Do I offer the confusing statement ?

じゃあ、乱暴に纏めてみますね。

Let me make a summary as follows.

■「つながる」んじゃねえ

- Don't be "bond"

■自分の意思で「つなげる」んだ

- Go to connect

■『誰かとお手々繋いで一緒でなければできない』なら、最初からやめちまえ

- Don't start anything if you need others who walk hand in hand

と、まあ、そんな風に思っている訳です。

I think that as usual.


2016-07-30 ―― 大であれ、小であれ、

汚い話で恐縮ですが、しかし、これは多くの人も無関係ではないと思っていますが ――

This is a story lacking in sanitation, and I hate to say this, but many people is related to this issue.

トイレで用を足しながら、スマホや携帯を使っている人って、結構いますよね。

Quiet a few people use smart-phone and cell-phone while doing their needs.

―― 大であれ、小であれ

even it is solid or liquid.

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用を足しているという時間は、究極のアイドルタイムです。

A period of doing one's needs is extreme idle time for human being.

スマホで時間潰しするには、これほど実に適した時間はないと言えます。

I think that It must be suitable time to jack off using smart-phone.

そう考えると、用便タイムというのは、なかなか侮れない時間です。

The idle time to do one's need is redoubtable.

私の英単語や百人一首、平家物語の冒頭、日本国憲法の前文の暗記は、トイレの中で実施されたと断言して良いです。

I flatly say that my knowledge of English words, card game of the one hundred famous poems, an exordium of Tale of the Heike, and a preceding sentence of Constitution of Japan were established in restrooms.

ですから、我が家のトイレは、私が改造の限りを尽し、「江端家図書館」と呼べるほどの状態になっていますし、

So, I have already reformed the restroom of my house, like a small stock room, so called "the Ebata's library".

嫁さんが止めなければ、そして、娘達が「本を浴槽に放置する」ことに私が激怒していなければ、我が家の浴室は、「第二江端家図書館」となっていたことは、ほぼ間違いないです。

If my wife stopped it or I didn't get mad with "left a book in the bath room by daughter", I think that our bathroom would have reconstructed as "the second Ebata's library"

-----

ところが、先日、私は、大田区で開催されたワークショップで、この「スマホ during 用便」を見直そうと思わせる光景に遭遇したのです。

However, the other day, I faced a scene in the technical workshop in Ota-ku, and I thought I might stop "using phone in doing to my needs"

(続く)

(To be continued)


2017-07-30 言いたいことが無い訳ではない(今は言わないけど)。

私、今回の町内会盆踊り大会の司会をかって出ました。

I put myself forward to work as the moderator of the Bon dancing competition.

(当日だけの仕事で済む上、誰もやりたがらない)

(I just work at the day, and nobody wants to do this work).

しかし、その当日は、

However, today is

―― どしゃぶり

"downpour of rain"

その上、音響システムが「全滅」するというオマケつき。

With the bonus that the sound system "annihilates".

まさか、雨の中、アンプを担いで走り回るとは思いませんでした。

No way, I did not expect to run around with amps in the rain.

設営業者の6人の人が、雨に打たれつつ、設営や設定をしなおして、システム復旧は果たしたのですが、

The six people of the construction company played the system restoration by reconfiguring and setting up in the rain.

―― ちなみに、電気工学卒でも、配線一つできない使えない奴は珍しくありませんが、

自宅を「電子の要塞」にするくらいのスキルのある私から見ると ――

--- Now, even if graduate from electrical engineering, I know it is not unusual for a electrical student to make just a wiring,

--- However, I who have a skill to make my home an "electronic fortress"

言いたいことが無い訳ではない(今は言わないけど)。

It does not mean there is nothing I want to say(I will not say it now).

(続く)

(To be continued)


2018-07-30 この記事が「最期のスプーン」となりました。

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

Let's turn the world by "Number"(51) : Work style reform(10) "

"Elderly care nursing" is a compensation due to medical advances ?

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7月28日(土) 午前6時、父が他界しました。

My father passed away on July 28 (Saturday) at 6 am.

実家への移動中の電車の中で、姉から連絡を受けました。

I received a message from my sister in the train on the move to my parents house.

この記事が「最期のスプーン」の話となりました。

This article became the story of "the last spoon".


2019-07-30 それは「外出をしない生き方」というパラダイム

人身事故が発生したら、もう何したって電車は予定どおりには動きません。

Once "kill oneself by jumping in front of a train" happens, we cannot do anything except the next train comes.

言うまでもありませんが、私達には人身事故に対する遅着について、1mmも責任はありません。

Needless to say, we have no responsibility for the accident and the delayed trains.

責任はなくとも、被害はがっちり喰らいます。

However, even if "no responsibility", I will be screwed with the accident.

その到着先が、「受験会場」「就職面談」だったら最悪。

If the destination is an exam hall or a job interview room, it will be the worst.

「飛行場」であったら、商談が吹っ飛びます。

If it is a airport, the business meeting will be destroyed.

「観劇」「映画」「コンサート」であっても、チケットはパーです。

If it is a theatergoing, a movie and a concert, the ticket will be in vain.

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飛び込み自殺(と確定した)をした人は、衝動的に行動しており、故意または過失で上記の損害を発生させた訳ではない。

故に責任を問えない

A person who killed themselves by jumping in front of a train, did an impulsive behavior, and had no intention to cause damages intentionally or neglectly.

―― というのが、現在の司法判断の柱です。

The above is an principle of present judicatory.

私も、この判断を支持します。

I think that I can support the principle.

しかし、それなら、私たちは、誰に向って「紙屑となったチケット」を振り回わして、怒ればいいのだろうか、とは思います。

However, I wonder to whom we should go and get angry at the "paper-waste ticket".

事故を見越した行動(2時間前に目的地に到着しておくとか)が取る、という対応策はありえます。

There is a possible countermeasure, such as taking action (for example, arriving at the destination two hours ago) in anticipation of the accident.

しかし、私達は、そんなに時間を贅沢に使える訳ではありません。

However, We can not spend so much time luxury.

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最近、

Recently I think

"移動"という概念、そのものがよくないな ――

"The concept of "move" itself is not good"

と思います。

今や、仕事の多くは、リモート環境で行うことができます。

Now, much of the work can be done in a remote environment.

実際に、私は、固定オフィスを持たず(法人登録用の居所があるだけで)、日本中に社員が点在してしている会社を運営している社長さんを知っています。

In fact, I know the president who does not have a fixed office (only there is a place for corporate registration) and operates a company with employees scattered throughout Japan.

リモート環境で行うことができない仕事というのは、「試していないだけじゃないかな」というような気がしています。

I think that the work that doesn't work with remote communication environment is just "not trial until now"

実際に、私、Skype(テレビ電話)で、営業の売り込みに来る人がいたとしても、拒否しないと思います。

In fact, I do not think that I reject sales activities with Skype (video phone).

「受験」「就職面接」も、リモート環境で実現可能なように、やり方や方式を変えるということはできます。

"Examination” and “job interview" can be changed in the way and method as we can realize in remote environment.

「観劇」「映画」「コンサート」は、かなり難しいと思います。

I think it's quite difficult to play theater, movies and concerts.

しかし、自宅に臨場感システムの設営することで、チケットを完全に無駄にしない方法も考えられます。

However, by installing "a sense of reality system at home", there is also a way not to waste the ticket completely.

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それは「外出をしない生き方」というパラダイム

It is a paradigm of "a way of life not to go out"

―― 社会的ひきこもり、名付けて、"Social Shut-In"

I named it "Social Shut-in"

人身事故に立ち向う私達の最終手段は、もはや「引きこもり」しかないのではないか、と、そんなことを考えています。

I think that "Social Shut-in" might be the last counter-strategy against "kill oneself by jumping in front of a train"


2020-07-30 ―― この研究には価値があります。その機会を与えてくれたのは会社です

ブラック企業では、その小売販売を行う者に対して、スペルアウト(書き出し)させることを重視しています。

The pyramid scheme focuses on having those who make that retail sale spelled out (written out).

スペルアウトする内容は、目標(ノルマ)だけではなく、その集団のポリシー

What they spell out is not only the goal (quota), but also the policy of the group

―― 私には価値はありません。私の価値を与えてくれるのは会社です

"I have no value. It's the company that gives me value"

という内容を、何度も唱えさせるだけではなく、紙に書き出しさせて、それを壁に張り付けさせたりします。

The pyramid scheme gimmickers make them chant it over and over again, have them write it out on a piece of paper, and then stick it on the wall.

これ、実に理に叶った「洗脳」です。

This is really a reasonable "brainwashing".

外部から情報を与え続けるだけでは、洗脳の効果は上がりません。

The effectiveness of brainwashing will not increase if giving them information from the outside.

自分の言葉や文字で、情報を発信させることで、効果が上がります。

Brainwashing works by getting people to transmit information in their own words and letters.

それはさておき。

Aside from that.

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学会発表は、会社の業務(ノルマ)として行われることが多いです。

Conference presentations are often done as company business (quota).

ノルマですので、自分では「上手くいなかった」「成果に満足していない」と思っている研究成果であっても、発表を行うこともあります。

Since this is a quota, we may present research results even if we think we weren't good at them or weren't satisfied with the results.

しかし、当然のことながら、ペーパーや、プレゼンテーションでは「上手くできなかった」と言うことはできません。

But, of course, we can't just say, "we didn't do well" on a paper or in a presentation.

これを、「(嘘をつかずに)どのような表現で語るか」で、研究員の力量が問われることになります。

The competence of the researcher will be tested by "how to express this (without lying)".

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さて、学会発表までに、ペーパーや、発表用資料の作成などで、何度も修正を行い、書き直しをし、そして、発表練習をしなければなりません。

Now, in the run-up to the conference, I have to revise and rewrite my paper and presentation materials many times, and then practice my presentation.

英語で発表するとなれば、できるだけ短文で、完結で、分かりやすい表現を考えなければなりません。

If I am going to present in English, I have to come up with the shortest, most complete and understandable expressions possible.

しかも、論理的に破綻しない、筋の通ったストーリーとして組み上げなければなりません。

Moreover, I have to be make a reasonable story, that is not broken down logically.

これを、何度も繰返します。

This is repeated over and over again.

実はこれ、立派な「洗脳」のプロセスです。

This is actually a great "brainwashing" process.

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私の場合、ペーパーの書き直しは10回以上、プレゼンテーション資料は20回以上、そして発表練習(特に、英語の場合は)は30回以上繰返します。

I rewrite papers more than 10 times, presentation materials more than 20 times, and practice presentations (especially if they are in English) more than 30 times.

これだけ繰返すと、

So much for repetition.

―― この研究には価値があります。その機会を与えてくれたのは会社です

"There is value in this research. The company has given me that opportunity."

そういう気持ちを信じられるようになってきます。

I will come to trust that feeling.

こうして、研究員は、自分で自分の洗脳を完了するのです。

Thus, the researcher completes his or her own brainwashing.

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まとめますと、学会発表会、研究発表会は、要するに「自己洗脳装置」です。

In summary, conference and research presentations are, in essence, "self-washing machines".


2021-07-30 だからこそ、お祭り騒ぎの渦中であって、敢えて憎まれ役を買って『水をぶっかける人』が、私の考えていた「東京モデル」の中には入っていたのですが ――

東京都の新型コロナの新規感染者数が3000人/日を突破していますが ―― もうすぐ慣れると思います。

The number of new cases of new coronas in Tokyo has surpassed 3,000 people/day -- I think we'll get used to it soon.

100人/日を越えた時も、500人/日を越えた時も、私は青冷めて、青冷めて、青冷めて ―― 今は、青冷めるのに疲れてしまいました。

When I crossed 100 people/day, or 500 people/day, I went blue cold, blue cold, blue cold -- now I'm tired of going blue cold.

ニュースなどで、医師の皆さんは『医療崩壊寸前』とは言いますが、『医療崩壊進行中』とは言いません。

In the news, doctors say, "Medical care is on the verge of collapse," but they do not say, "Medical care is collapsing.

しかし、医療崩壊の具体的なイメージを語ってくれないと、私たちには分かりません。

However, if you don't tell us the specific image of medical collapse, we won't know.

『米国、インド、インドネシアの映像見れば分かるだろう』では、足りないのです。

It is not enough to say, "Look at the images from the U.S., India, and Indonesia and you will understand.

具体的に、

To be specific,

■集中治療室に入れない患者は、どうなるのか

- What happens to patients who cannot be placed in the intensive care unit?

■ECMOの優先順位をどうするか

- How to prioritize the use of ECMO

■どういう判断で末期患者を見捨てるのか(命の優先順位)

- How do you decide to abandon a terminally ill patient (priority of life)?

■東京都であれば、どの病院から、どういう風に、医療崩壊が進んでいくのか

- In Tokyo, which hospitals will be the first to suffer the collapse of medical care, and in what way?

くらいのことを発表しないと ―― 現在進行形のオリンピックフィーバーには『勝てない』

If they don't announce something like that -- we can't win against the ongoing Olympic fever.

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メダルを獲得して、喜びを分かちあっている選手のグループに対して

To a group of athletes sharing their joy at winning a medal, nobody can say

『"密"になりますので、離れて下さい』

"It will be 'dense', so please step away."

と言えないし、

マスクもせずに、ハグしている選手に、

To the players hugging each other without masks, nobody can warn them,

『2メートル以上の距離を取って下さい』

"Keep a distance of at least two meters"

と注意できない。

そもそも、今大会で「メダル授与」を行わなくなったのは、"密"を避ける為ですよね。

To begin with, they gave up "Awarding of medals" for avoid 'dense' didn't they?

なんで、メダル獲得者が固まって、1位の表彰台に立っている状態に、運営委員会は注意せずに、マスコミは報道を中止しないのでしょうか(ちなみに、"ワクチン接種者であること"を理由にしないのは、日本国としてのルールですよね)。

Why doesn't the steering committee pay attention and the media stop reporting against "the medal winners solidifying and standing on the first place podium?"

それに、「無観客」とは信じられない程の、大声援が聞こえてくるのは、マイクの調整の効果でしょうか。

I couldn't believe that it was "no audience". I wondered if it was the effect of the microphone adjustment that made me hear such loud cheering.

大会会場での『大声での声援は、お控え下さい』のアナウンスを、少なくとも、私は一度も聞いたことがありません。

At least, I have never heard the announcement "Please refrain from cheering loudly" at the tournament site.

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考えるまでもなく、理由は簡単です。

Without even thinking about it deeply, the reasons are simple.

■そういうシーンがないメディアは、視聴率が稼げないからであり、

- Medias without such scenes can't make ratings, and

■そういうことを指摘する国会議員は、次の選挙の落選が決定的となり、

- Any member of the Diet who points out such a thing is sure to be voted out of office in the next election.

■そういうことを指摘する政府の内閣は、支持率がガタ落ちになる

- A government cabinet that points out such things will see its approval rating plummet.

からです。

加えて、

In addition,

■そういうことをツイートすると炎上し、

- When you tweet something like that, you get flamed.

■そういうことを書くブログは、PVが稼げなくなるからです。

- When you wrote blogs with such things, you will not be able to earn PV.

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テレビのこちら側は「一人でテレビ鑑賞」で、テレビの向こう側は「お祭り騒ぎ」という構造 ―― そりゃ無理ってもんでしょう。

This side of the TV is "watching TV alone," while the other side is "celebrating" -- it's just not possible.

だからこそ、お祭り騒ぎの渦中であって、敢えて憎まれ役を買って『水をぶっかける人』が、私の考えていた「東京モデル」の中には入っていたのですが ――

In the midst of the festivities, he/she dared to play the role of a hater and "splash water on people" ―― Such people were part of the "Tokyo model" I had in mind.

The "Tokyo model" I had hoped for is becoming "something I don't expect" every day.


2022-07-30 江端:「今日、電車で、じいちゃん(私の父、2年前に死去)にあったぞ」

帰宅して、開口一番、

When I got home, the first thing I did was open my mouth, I said to my wife

江端:「今日、電車で、じいちゃん(私の父、2年前に死去)にあったぞ」

Ebata: "I met my grandpa (my father, who died two years ago) on the train today"

というと、嫁さんは、

Wife:"What was happen ?"

嫁さん:「なになに?」

と、家事の手を止めて、期待するような目で私を見ました。

She stopped her chores and looked at me with expectant eyes.

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久々の出社で小田急の電車に乗っていた時、私が座っていた席の、隣のおじいさんに声をかけられました。

When I was riding the Odakyu train to work after a long time, I was approached by the old man next to me.

「つかぬことをお伺い致します」

"May I interrupt you?"

「はい、どうぞ」

"Never mind"

「この電車は『鶴川』という駅に行きますか?」

"Does this train go to a station called 'Tsurukawa'?"

「はい、行きますよ」

"Yes, it does"

「『鶴川』は次の駅ですか」

"Is Tsurukawa the next station?"

「次の次の駅になります」

"No, It will be the next stop after that."

「次の駅ではないんですね」

"Not at the next station, I see."

「次の駅ではありません。私がお知らせしますので、安心して下さい」

"Not at the next station. I will let you know, so you don't have to worry."

「今の駅ではなかったのですか」

"Wasn't it the station we just left?"

「はい、この後の駅になります」

"No, it is the next station"

「次の駅が『鶴川』ですか」

"The next station is "Tsurukawa"?"

「そうです」

"Yes, it is"

私は、ゆっくりと、比較的大きな声で、やさしく語りかけるように心がけました。

I tried to speak slowly, relatively loudly, and gently.

-----

「この駅ですか」

"This station?"

「はい、この駅です」

"Yes, this is the station."

「大変お世話になりました」

"Thank you very much."

というと、おじいさんは、扉から出ようとして、それを止めて、別の扉から下りました。

The old man, then, tried to go out the door, stopped it, and went down through another door.

私は、おじいさんが下りるのを見て、ほっとしたのですが、暫くドアが開いた状態になっており、おじいさんが、再び電車に乗り込もうとしている風に見えたので、

I was relieved to see the old man get off, but the doors had been open for a while, and he looked like he was about to board the train again.

『車掌! とっととドアを閉じんかい!!』と心の中で叫んでいました。

Conductor! Close the door quickly! I shouted in my mind.

無事にドアは閉まったのですが、その後、駅のホームで、所在なく立ち続けるおじいさんを見ながら、私は心配していました。

After the door was closed, I was worried while watching the old man standing on the platform without dazed-looking.

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Ebata:"So the old man reminds me of my fater in his laster years"

嫁さん:「ああ、なるほど」

Wife: "Oh, I see."

江端:「短期記憶障害だな。1分前の会話の内容を記憶できなくて、短時間の間に同じ質問を繰り返してしまうんだよね」

Ebata: "It's short-term memory impairment; He can't remember what he were talking about a minute ago, and he repeat the same questions over and over in a short period of time."

嫁さん:「よくある話だよね」

Wife: "It's a common story."

江端:「降りる駅を、何度でも確認したくなるのは当然なんだ。不安で仕方がないから」

Ebata:"It is natural that he wanted to check the station he should get off as soon as possible. He is just so anxious"

嫁さん:「まあ、その、おじいちゃん。ちゃんと降りられてよかったじゃんか」

Wife:"Anyway, it was good to make old man get off the station"

江端:「まあ、回りの人も、『あの、おっさん、なんで、あんなに大きな声で、何度も同じことを繰り返すことができるんだろう』と思っていたかもしれんけど、これは、その状況を熟知している"私"にとっては、自然の対応なんだよね」

Ebata:"Well, people in the train thought that "Why the man can repeat same things loudly again and again?", however it was a natural reaction for me to had been known the situtaions"

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子どもに「お年寄りを大切にしましょう」というスローガンを教え込むのは、正しいことです。

It is right to teach children with the slogan, "Take care of the elderly.

理屈抜きでいいですし、これは、洗脳レベルでも"No Problem"です。

It is good without any logic, and this is "No Problem" even at the brainwashing level.

しかし、子どもが、その背景にある高齢化に伴って発生する各種の障害について理解するのは難しいですし、それを臨床レベルで理解することは、さらに難しいと思います。

However, it is difficult for children to understand the various disorders that occur as they age in the background, and it is even more difficult to understand them on a clinical level.

江端:「だから、『お年寄りを大切にしましょう』を、具体的に理解できているのは、多分、私のような立ち位置のシニアだと思うんだよね」

Ebata: "So, I think it's probably seniors in my position who understand 'let's take care of the elderly' in a tangible way."

嫁さん:「その通りだよ」

Wife: "Exactly."