(Q3)江端は「自殺を前提とするビジネス」について、幾つかの具体案を提示しています。これ以外の具体案をお持ちでしたら、ご記入をお願い致します(省略可)
前記の「推奨に至らない範囲で」は、さすがにちょっと譲れず、ここをうまく回避する手が浮かびませんでした。
車内から解放される時間のカウントダウンサービス。
大都市を考えると頷けますが、地方都市ではそのまま流用できないかと考えます。
飛行機では、乗客がパニックに陥らないように食事や飲み物を提供するという話を聞いたことがある。遅延時にお菓子(試供品)を配る体制を作ってはどうか。普段受け取らない人もお詫びのしるしと思えば受け取ってくれるのでは。
自殺志願者の隔離施設の運営(自殺衝動はあるけど本当に死にたくない人の為)

国立自殺センターの開設と運営(自殺したいし本当に死にたい人の為)
そもそも人身事故があったという時点で、誰かさんの苦しみや死を意識してしまい、心が不快になりますので、人身事故を更に意識させ、忘れられない時間を延ばすような、人身事故を契機に行われるビジネスを利用する気にはなれません。

忘れさせてスッキリさせるもの(御家族への応援募金など)があるといいのでは思います。
自殺志願者:食べログのような自殺処評価サイト開設。実行者(失敗時)以外にも飛び込み自殺のように「損害」を受けた周囲の人々も書き込み可能。おそらく、飛び込みは「損害」を受けた人々の影響で低評価となる。それによる飛び込み自殺を選択することの抑制。
・うつ病患者へのタクシー割引券配布(他,鉄道以外への交通インフラ利用誘導策)

・図書館の本の駅周辺での自由貸し出し(GPS端末でのエリア管理)

・トイレのリアルタイム空き状況(自殺時に限った話ではないが)
もう少し科学的に自殺に至る人のその前の状態のデータを科学的に(今風に言えばIoTを使用して)蓄積できないかと思います。自殺したいと思っている人に対して、それを回避させなくてはいけない場合もあれば、速やかに死に至らしめるほうが社会的にも本人にとってもいい場合があるでしょう?しかし、転ばぬ先の杖はIoTの根幹であり、人体データの蓄積はある程度自殺(願望)のリスクを予想できるではないかと思います。

これらのデータを取るWearable装置, ビッグデータ解析(あまり好きな言葉ではありませんが)、自殺リスク予想プログラム、回避プログラム(薬投入含む)、もしくは死への速やかなるプロセスアドバイス(法律化も含めて)など時間はかかりますが、色々とビジネスは出てくるのではと思います。
もしも「人身事故が発生したため運転再開までの間、特別セールを開催します」というアナウンスが駅構内に流れたとしたら、殆どの日本人は嫌悪感しか抱かないでしょう。

これは鉄道に限らず、人の不幸の上で商売する行為そのものが受け入れがたい事なのだと思うのです。

ただ、スマホ等の通信事業やタクシー等はビジネスになるかも知れません。
鉄道に乗らずにホームでうろうろしている人、表情が思い詰めている、など、自殺の可能性を事前に示唆する行動をカメラで自動検出する技術の開発。自殺しそうな人を検出できれば、駅員が声をかけるなどの対応が可能になる。開発に成功できれば、システムとして鉄道会社に売り込めそう。自殺しそうな人と、通常の通勤通学行動を見分けるのは、サンマとサバを見分けるのとどちらが困難でしょうか?

(前項、「自殺を前提とする社会インフラシステム」へ記入するか迷いました。江端様の判断にて移動をお願いします。)

自殺ライフセイバー.駅で背の高い椅子の上でホームを監視し怪しい人を見つけ保護する.鉄道を安定に運用させるための手段として鉄道会社が費用を負担する.
自殺者に対する相談窓口(費用は鉄道会社連合で負担するとか)
本編の具体案に苦言を呈するつもりはありませんが、そういう案は作れても実行するのは非常に難しいと思います。

人が非常に多い東京の都心部であれば可能でしょうが、他の地域では不可能に近い。

「起きるかも知れない事故」ではタクシーやバスの手配はできません。

それに人身事故によるバスによる代行輸送なぞナンセンス極まりないと思います(人身事故によるダイヤ乱れにより、終電車が運転取りやめになり、タクシーで代行輸送であるとか、線路工事の都合で一部区間で運転を取りやめ、バスで代行輸送するなどの例は数多ありますが)。

"ダイヤ回復"もどの程度の遅れになったらダイヤ回復か、で揉めそうな話です。

個人的には自殺を前提とするビジネス自体が非常に難しいと思います。
自殺志願者向け

遺言送付・拡散サービスが考えられます。

自殺直前に遺言や写真などを保存し、遂行確認後送付・世間へ拡散を行うサービスです。

遂行確認には自殺者オープンデータベース構築が必要となります。

飛び込み自殺志願者は遺言等落ち着いて用意する状況にあるとは思えませんが、死ぬ直前に言わんとしていることも多々あろうかと思います。

例えその遺言が厭世観にあふれたものであってもいいではありませんか。

苦しんだ末に選んだであろう死出の旅ですから、私たちはそれに耳を傾ける度量くらい持ちませんかね?

最後にメッセージを伝えることができるとなれば、自殺志願者は世間から見捨てられた感情を和らげることができて多少の抑止効果も期待できそうです。

価格と用事の価値が折り合うのならば、ヘリコプターで、必要に応じて急用人をpoint to pointで運ぶ仕事。
スーパーはくとが救急隊員をはねた事故後にJR西日本で遅延運休が常態化していた頃、運行状況を実況する掲示板では「大事な用件があるなら現地徒歩圏内に前泊が基本だろ」なんて冗談半分(半分は本気)で言ってたものです。

事が起きてからだけでなく、事前に回避する手段にもスポットを当てていいかも知れません。

しかしこれらがうまくいけば「プレミアムフライデー」なんて消し飛びそうな経済効果がある気がしますね・・・