寺西@私もハルシオン飲んでます です。 EBATA Tomoichi wrote: > > 江端さんのひとりごと > 「IETF惨敗記2(白夜のノルウェー編)」 <中略> >  最近、飛行機に祟られているのではないかな、と思うほど、私の乗る飛行機 > はなかなか旅立ちません。 >  オスローでは、機体にエンジントラブルがあったとかで、2時間近く出発が > 遅れ、トランジットのフランクフルトでは空港の中を走り、チェックインした > 時には予約してあった座席は、すでに誰かに取られていました。 >  おかげで、フランクフルトで購入予定だったお土産はひとつも買えず、ペッ > トボトルの飲料水も手に入らなかったので、飛行機の中では渇きで苦しい想い > をすることになります。 >  満員の飛行機の中、隣はANAパックの新婚さん、私の真後ろの席は足で背 > もたれを蹴りまくるガキ、とゆっくり眠れるような環境にない事を悟った私 > は、一刻も早く眠気がやってくるようにと、ハルシオン(睡眠薬)を一錠口に > 放り込むと、ショルダーバックからドラフトを取り出し読み出しました。 > >  しかし、ドラフトの内容は頭に入りませんし、眠気もやってきません。 >  仕方がないので、今度はショルダーバックからウイスキーの小瓶を取り出す > と、スチュワーデスに貰ったミネラルウォータで割って、ちびちびと飲み始め > ました。 > >  国内で評判の高かった映画が、機内で上映されることを知り、何の気なしに > 見ていたのですが、その内容のあほらしさ、陳腐さ、矮小さに眩暈がして、加 > えて旅の疲れも相俟って、どんどん気分が悪くなってきました。 >  最後まで見ればきっと面白くなるんだと信じて見つづけていましたが、映画 > が終わった時点で、真剣に吐き気がしてくるほど気分が悪くなりました。 >  『踊る大走査線 the movie』とやら言う映画です。ご覧にならないことを強 > くお勧めします。 > >  あまりの気分の悪さに、眠りつくことができなくなった私は、もう一錠ハル > シオンを、ウイスキーの水割りで流し込みます。使用上の注意には、「絶対に > アルコールと併用して使用しないこと」と記載されていましたが、これまで > 時々そのような使い方をしても問題が起きなかったので、私は特に気にしては > いませんでした。 > >  そして、今になって思えば、あれは「眠った」のではなく「気を失った」 > が、正しい状態だったのだと思います。 ハルシオンは、睡眠薬の中でも特にアルコールとの相性が「抜群」 だそうです。私も寝つきをよくするためにアルコールと一緒に 飲んで、えらいめにあって、医者に怒られました。(^^;) ハルシオンは眠りを持続させるための薬です。寝つきには あまり関係ないみたいです。 寝つきが悪いときは、入眠剤を別に処方してもらいましょう。 おだいじに。